第15話 ストレスで失明しかける

自分がツラい時まで親の甘えまでもう背負えないよ。もういい加減、子離れしてほしい。いつになったら私は自由になれるの?

私はいつになったら自分の病気の治療に専念させてもらえるの?

子供は自分の寿命を削ってまで親に従わなきゃいけないの?

子供の病気が悪化して寝たきりになれば親は子供が自分の元に帰ってくると思っているよう。

自分が淋しいからと言って子供の病気の治療の邪魔ばかりする親なんかもういらない。

難病という大病を患った私にはもう親のエゴまで我慢する余力はありません。

自分で出来る事は自分でやりたいし、私は介護される必要はないのに母親が必死で介入してこようとする。

私はストレスで視神経がやられ、一時期、失明しかけた。親の過干渉ストレスが原因で失明するかもしれない恐怖と戦っている時が人生で一番怖かった。

失明するかもしれない恐怖と同時に母親に甘えてあげない事を周りから親不孝者扱いされる理不尽さの二重の苦しみ。

子供は親のエゴの為に失明しなくてはいけないのですか?

いい年した成人が自分で出来る事を自分でしようとする事も許されないのですか?

こういう事を言うと親不孝者扱いされてきましたが私は親より自分が失明しない事を選びました。

世間は自分が失明しても親に従うべきだと言います。子供は失明しても、体が不自由になってもなぜ親の為に自分の体を犠牲にしなくちゃいけないのですか?


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子離れ出来ない毒親達へ 花耶子 @kayakokayako

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