第14話 過干渉と育児放棄

人生で初めての人間関係が親子関係です。

それをこじらせると、その後の人間関係に問題が生じるようになります。

育児放棄や虐待する親を持つ子供の辛さは世間から理解されますが、過干渉タイプの毒親を持つ子供は「親から沢山かまってもらえて淋しくなくていいじゃん」としか思われず、辛さを理解してもらえません。

はたから見ると一見、大切に育てられているように見えますが、それは親が自分が淋しいから子供をかまいたいと思うエゴでしかありません。子供に自立を許さない過干渉という精神的虐待です。

いつまでも自分の手元に置いておきたい、子供を成長させないようにするという虐待です。

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