第223話 クリア
昨夜勢いもあり、未使用状態からは結構辛いと、予め2号さん?今だと3号?を使用済みにしていた。ちと微妙だが、裕美の希望でスペアの体を使い裕美が手伝っているという何とも不思議な感覚だった。
ノリノリなのは裕美だったりする。
裕美がおっさんにチックに・・・まずいまずいこれ以上は言えない。
俺はふと考えた。皆の体の一部を切り取り肉体再生をしてスペアの体を作ろうと。スリープで眠らせてから切れば大丈夫かな!?とか考えている。今回はたまたま救われたが、殺され体も消されるとどうにもならないのだ。
と既にクリアした気でいる。いかんいかん!
裕美の調子が未使用から使用済みになった事で本調子じゃないが進む事にした。
そして怖い位順調だ。そうそう、俺の体も残っていたので裕美に完全体で渡す。自分の体に服を着せるのって微妙な気分です。まだ頭が残っていて欠損修復して修復して行く様子を面白そうに裕美が見ていたっけな。
そうやって刺激的な事をしたりして何とか先を進む。そして約一週間、遂に1階だ。
さてどうなるか。
迷ってもしょうがないので、扉を開けて進む!
ボスが顕現始めたのでいつものウォールを展開し裕美に託す。今回は女性じゃないようだ!
いきなり俺の後ろに転移して俺の首を刎ねに来たのだ。驚きだ。
咄嗟にライトソードで防ぐ!
そいつもライトソードだ!形が卑猥な状態だが。
俺は咄嗟に切り結ぶ。互角だ。
裕美の所に下がり重力操作を使うよう指示をしボスに掛けた。
ボスは今まで戦った中で最強だ!
そう俺のコピーだった。
裕美の援護もあり確実に傷を負わせていく。
俺が有利だったがそいつは遂に時間停止を使ってきた。
わかったのはあいつの時間停止中でも俺は動けた事だった。
だが虎の子の時間停止をいきなり使った。効かないと分かるとがむしゃらに斬りかかる。
奴の剣は肉シールドが一番効いた。そう、裕美の予備の体だ。
それと裕美の重力操作がかなり効いていてダメージを与えている。
かなり辛そうだ。
そして決着の時が来た。
裕美が胸をはだけ
「坊やおっぱいでチュよ」
俺は辛うじて踏みとどまった。
しかし奴は違う。
バブっていた。
裕美の胸に飛び込んでいく。俺は咄嗟に転移して2号さんの体と裕美を入れ替えた。そうすると2号さんの体に飛び付き胸をしゃぶっている。そして呆気なかった。
ライトソードのひと振りで首を刎ねて終わったのだ。
魔石となって消えたが、裕美の求めで2号さんの体を両断し上半身を裕美は燃やし尽くした。俺は肉体再生で下半身から再生し綺麗な体にして収納する。
予備の体とはいえ俺以外の者に触られたのを嫌がったからだ。
取得スキルは時間停止
怖いけど重ねて見ると重なった!
効果は反動期間が1時間に短縮、効果時間が一回に1分間止められるとある。それでも正体を無くす時間が1時間もある。
その事を裕美に伝える。
そしてドロップが出た。
アンタレスが出た。
それと今更だが淑女シリーズだ。
淑女の下着
装着者の魔力により装着者の体にジャストフィットする清楚な下着。高い防御力と貞操帯の代わりになり、登録した異性以外の異性の前では脱ぐ事が出来ず、暴漢に襲われて犯されても最後まで致す事を防ぐ。上下セットで100セットある。
唖然とした。なぜ最初に出ないかと。裕美は早速着け始めたがこれはお土産になる。
デザインも素晴らしが装着者の好みで柄を変えられると有った。素晴らしい。
それと淑女の衣も50程あり俺の妻達全員に配っても予備が出来る。
アンタレスと同じ刀はどうするか。
裕美が持つと反応があった。どうやらこいつは裕美を主としたようだ。
そうしてドロップを収納し新たに開いた扉をくぐるのであった。
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