第221話 充電完了
翌朝俺は普通に起きて普通に体等を動かす。
特に問題は無さそうだ。夜に少しばぶってた程度だった。
朝食を普通に食べ普通に出撃する。
そういった感じで日常が戻っている。後遺症は無さそうだ。
やはりダンジョンの設計は俺とキングを生きて出さない、そんな設計なので想定外の裕美が天敵になってくれている。俺とこのダンジョンの相性の悪さを十分理解しているので何かと俺の世話を焼いてくれる。キングの時と大違いだ。かなり大雑把だったのだ。
そうやって200階層に向かっている。
魔石を拾わずに進んでいる為とサラマンダーを先に行かせているので何が出ているか最早分からない。
そうして一週間後に200階層に到着したのだ。
前回のボス戦の反省点はシェルターを俺が持っていた事だ。裕美に渡しておいて託すべきだった。
この階層も俺の心が折れるそんな内容だろう。
今回はサラマンダーを命令待ち状態で裕美に譲渡する。勿論コンボ技もだ。
サラマンダーは細かい制御ができるのを裕美は作れなかった。しかし俺が作ったのには命令ができるので問題なかった。
打ち合わせをして200階層の扉を開く。
速攻でウォールを展開しホットを注ぎ込む。そして蓋をして裕美に譲渡しサラマンダーを20体程作成しこれも譲渡する。なんとかこの段階はレジスト出来たのだ。
しかし今回は少し違った。ボスは閉じ込めたがお付きが居た。4人だ。
やはり美少女でとてもじゃないが戦えなかった。俺の好みの外観だったし。
しかしサラマンダーが順次倒して行きあっという間にドロップに。俺は叫んでいた。
ボスが中々倒れず俺は気が狂わんばかりだった。
裕美にしがみつき魔法を解除するように泣きじゃくっていた。
結局30分位で決着し、俺はその場にへたりこんだそうだ。
裕美はドロップを回収し早々にシェルターを出す。
俺の装備を剥ぎ取り風呂場に連れて行く。
泣きじゃくる俺を風呂に入れ乳首を吸わせる。
そうすると落ち着くのだそうだ。
1時間程吸って俺は寝たそうだ。その後ベッドで寝かせてその日が終わる。300とほぼ同じだったと後から教えられた。
裕美はそうなると分かっているので割り切っていると、そうしないと心が折れると言っていた。
そうやって200階層を切り抜けたのであった。
漸く残り200階層となった。
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