こんなツイートはTwitterのどこを探しても出てこないだろう。
140字という字数制限の中で、筆者によってセレクトされた言葉たちが、読者のざわざわしたところを撫でまわす。
一貫して、女性目線で書かれたこれらのツイート(と言ってもいいのか?)は、男性のたった一言に愛の拠り所を探しているようだ。逆に男性のセリフが書かれていないツイートには悲哀な様がまざまざと読み取れる。
これら詩的な文章が織りなす『恋と呼ぶには優しく、愛と言うほど甘くない』の世界において、確実に「恋愛」の一断面を描いているわけだが、実は、そこには多くの人が持っているであろう「恋愛欲」と呼べるものが発見できる。
少し評論じみてしまったが、とにかく叙情的だ。
男性諸君は、短くも、それでいて強烈なこれらのツイートに学ぶことはあるかもしれない。私も学びたいと思う…。