第4話 その四
あいた。
刺繍をしていて、指に針を刺してしまった。
大丈夫かと言って、こぼれる前にお兄様が私の血の出ている指を口の中に入れる。
汚いです。やめて。
これは夢だ。
転んですりむいた。
水で洗った後、総一がペロペロなめてきた。
きたないわ。
これも夢。
温かい暖炉の前に掛けていた。
ぱちぱち。
刺したところから、血の玉があらわれてくる。
道を総一と共に散歩をしていた。
ふざけて私は両手を広げて走り回っていた。
足がもつれる。
膝を思いっきりうってしまって、痛くて身動きがとれなかった。
総一がお姫様抱っこをしてくれて、家まで戻る。
水で洗い流した後。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます