恋愛サーキュレーション
17時半にお互い仕事が終わったので18時半に人気の居酒屋「葉牡丹」の前で会う事になった。
「どろめや ちゃんぽらん貝食べた事ある?」
「ない!」
「じゃあ、楽しみにしていて。串焼きも美味しいんだよ。」
あそこなら何でも美味しいからいつか彼女を連れてくるなら「葉牡丹」だと思った。
堀詰駅から徒歩2分でコスパも良いし。
今日は無難な半袖のシャツだし良いのかな。普段着の方が自信がない。ファッションに気を配った事がないからな。
女性とデートなんて人生で初なんて絶対言えない。どうすれば悟らずに済むのか。
…いや。彼女を楽しませる事に専念しよう。そうしよう。意識したら余計悟られる。
でもドキドキして電車の席に座れなかった。
先に着いたのは僕だった。携帯を見返す。遠目からルックス審査されてやっぱり来れませんって言われたらどうしよう。事務職って言ってたけどどんな格好でくるのだろう。会社にいる事務職の人、田舎だから油断して結構ラフでTシャツとかなんだよなあ。おばちゃん多いし。
顔は写真から内田真礼に似てる。追っかけていたアイドルには似てない。前ははっきりくっきりとしたか顔が好きだったけど今は薄顔が好きだ。
遠くからミントグリーンのブラウスに白のスカートの女性が近寄って来た。
マジかよ、と思った。これが製造業とメーカーの事務職の違いかと思った。
超絶可愛いんですけど!! 250m離れても可愛い。
「初めまして、ああでも初めましてじゃないか」
彼女は笑ってそう言った。
「いや会うのは初めてだから」
「そうですね!」
…。
「とりあえず中に入りましょうか」
「あ、はい」
神は僕に何をさせたいのだろう。一時期リプライがなかっただけで殺そうとしていたどうしようもないこの僕に。
今更僕は何を求める?
「いらっしゃいませ!」
「ああ、2名で予約していた佐藤です」
「お待たせしました、こちらの席にどうぞ」
「あ、予約して下さったんですね」
「あ、うん、直前だけど大丈夫だった」
「ありがとうございます!」
顔は内田真礼だけど花澤香菜のような茶髪のボブだった。
結構可愛いクラスタなのに普段は漫画かアニメの話か仕事の愚痴しか言わない。どこで間違っちゃったんだろうか。まあ僕のほうが道から逸れ過ぎだけども。何か中高一貫の女子高でいじめられた過去があると聞いた。
「予約席」と書かれたテーブルに座り、お互いぎくしゃくしながら顔を見つめあった。
「なんか変な感じですね」
「そうだね」
「私マッチングサイトで直接お会いするの初めてなんです」
「ああ、僕も」「ご来店ありがとうございます、こちらおしぼりになりまーす」
僕は女性と対面でご飯を食べるのは母親以来だ。ああ、顔を拭きたい。我慢。
「当店は初めてですか?」
「いえ、何回か来た事があります」
「ではこちらおすすめと通常メニューになります。」
「ありがとうございます。」
「最後に来たのはいつなんですか?」
「んーいや、2週間前。」
「結構来るんですか?」
「うん」
「何飲む?」
「あたし生飲めないんでゆずサワーで」
「あ、いいねえ。僕…はちみつレモンサワーで」
「えっ可愛い」
「合わせたの!でも、僕飲めないんだよあんまり、ビール」
「わたしもー」
「すみません、ゆずサワーとはちみつレモンサワー下さい」
「ゆずサワーとはちみつレモンサワーですね、少々お待ちください」
…。
「食べ物何が良い?」
「仰っていた、ちゃんばら貝とどろめが気になる。何ですか、それ?」
「ちゃんばら貝はマガキガイ、って言うんだって。生きのいいときに長い爪状のふたをよく動かす。この様子がちゃんばらの刀を振り回しての立ち回りを思わせるためってGoogle先生が。」
「へえー!どろめは?」
「どろめとは生しらすのことで、水揚げされたばかりの生の状態の鰯の稚魚(しらす)のことを言います。どろめを茹で上げたものがちりめんじゃこになります、だって。」
「へえー知らなかった!」
「頼む?」
「はい!」
「あと串フライ盛合せ280円だよ」
「えー安―い!!」
「安い店でごめんね、でも美味しくて」
「いえいえ、あたし一人でこういう所来れないし友達も少ないから…でも楽しいです。」
もう楽しいのかよ。
…良かった。何でも良い、彼女が幸せになればそれで良い。
「えっ、餃子が焼き、揚げどっちも300円!安い!」
「高知は物価が安いよね」
「ずっと東京だったんですよね」
「そう、ずっと東京。静岡とか仙台とか小さい時に単身赴任であちこち行ったんだよね。で、今ご両親は福岡にいて。」
「そう、もう最悪で」
彼女の顔が曇った。しまった。
「あ、ごめんね。」
「いえ、あんまり良い思い出ないんです、転校。だからずっとホームタウンっていうの、羨ましい」
「東京もそんな良いもんじゃなかったよ。高知のほうが僕は好きだな」
「あ、あたしも。自然多いし、ご飯美味しいし。最初東京の会社から高知に転勤って聞かされた時は青天の霹靂で。人生終わったと思ったんですよ。
元々埼玉で、やっと関東に戻って来たと思って4年働いたら転勤って。会社は社員の都合や気持ち、何も考えてくれないんだなあって、辞めてやる!って思ったんですけどそんな執着する程の事もないなあって」
「そう、僕は寧ろ東京を捨てようと思った」
その先に言葉が出て来そうだったのでやめた。
「サラダ系は?」
「あ、野菜サラダが良いです」
「お刺身は?鰹たたき、あじ刺身、刺身盛合せ、土佐馬刺しがあるよ」
「えー、どうしようー、おすすめあります?」
「鰹たたきがお勧めだよ」
「じゃあ、それにしよう。あとは何かいる?」
「とりあえずでー」
「うん、わかった。すみませーん!」
つい、何か大きい声が出てしまった。
「ちゃんばら貝とどろめ、串フライ盛合せ、餃子、野菜サラダ、鰹たたきで。」
「ご注文繰り返します、ちゃんばら貝、どろめ、串フライ盛合せ、餃子、野菜サラダ、鰹たたき一品ずつですね。」
「はい」
「ありがとうございますー。少々お待ちくださいませ!」
「汗だくですね」
「あ、ああ、暑かったから。あと緊張しちゃって」
「ずっとお話してたじゃないですか」
「いやあ、対面だとさすがに、ね。」
「緊張しないで下さいよー」
「今日は会ってくれてありがとう」
「あ、すみません。突然」
「びっくりしたよ、仕事終わりに。メッセージ見逃さないで良かったなーって」
「すみません」
「何かあったの?」
「仕事でチクショーみたいな事があって。それで勢いで呼んじゃったんです。」
「また上司に何か言われたの?」
「うーん…。仕事の引継ぎで今日の朝10時までやらなきゃいけない仕事だったのに、言われてなくて、別の部署の人に早くしろって言われたんです。その引継ぎの手順書もすっごく適当なメモでそこには書いていないプロセスが鬼のようにあって」
「それは困るねーちゃんと引継ぎしない方が悪い」
女性の愚痴はとにかく否定しないで「そうだったんだ、大変だったね、○○ちゃんは悪くないよ」を繰り返せってネットの掲示板に書いてあった。
「あ、ごめんなさい愚痴っちゃって。」
「いえいえ、僕が気晴らしに貢献できればそれで良いよ」
「…ありがとうございます!」
彼女といると脳内の言葉がすぐ口に出てしまう。今のは気持ち悪いと思われなかったかな。
ああ。
「お待たせしました、ゆずサワーとはちみつレモンサワーになります」
「ありがとうございます。」
「じゃあ…」
「やっとお会いできた事を祝して」
「かんぱーい!」
はあ、初女の子と乾杯。今日もう死んでも良いや。
…
何しよう、何を話したら良いのか。
ここに来るまでずっと花澤香菜の「恋愛サーキュレーション」を聴いて心を高めていた。
本当は今日行きたくなかった。
でも そんなんじゃ だめ
もう そんなんじゃ ほら
心は進化するよ もっと もっと
言葉にすれば 消えちゃう関係なら
言葉を消せばいいやって
思ってた 恐れてた
だけど あれ? なんかちがうかも
まさにその通りだ。
あなたが笑っている それだけで笑顔になる
趣味の話をしたら笑ってくれるのかな。
「…孝宏さん」
「あっ…何?」
うひゃー、初めて下の名前で呼ばれた
「孝宏さんはどうしてマッチングサイトに登録したのですか?」
…何でだろうな
「なんとなく、かな。久々にfacebook開いたら広告が目に入って」
「ああ、私もー。何か良い出会いはあったんですか?」
「いやー、対面で会うなんてみなみさんが初めてだよ」
「えー、あたしもー!!ありがとうございます!!!」
うわー、みなみさん。そもそも萌え的な名前だよな、南って。みなみけを思い出す。
「今事務職なんですよね?」
「うん、転勤して職種が変わった。前エンジニアだったんだ。」
「えっ、そうなんですか。じゃあ今の仕事退屈じゃないですか?」
「いや、お客様先に常駐して社内からも社外からもガミガミ言われる仕事だったから辟易しててラッキーだった。転職とかめんどくさいし。事務の方が気が楽だよ。決められた仕事を黙々とやる方が好き。」
「へえー、そんなもんなんだ。私ずっと事務だからクリエイティブな仕事憧れる。」
「そんな面白いもんじゃないよ。決められた仕様に沿ってコードを組み立てるだけだからさ。理不尽なのは完成した後にお客様の都合で使わない事もあるから。」
「えー、ひどーい。そもそも何でエンジニアになりたいと思ったんですか?」
「…何だろ、何となく食いっぱぐれないと思ったから」
「へえー、確かにエンジニアっていつでもどこの業界でも需要ありそうですもんね」
さっきから「何となく」を多発している。意思のない人間と思われていないかな。
…いや、その通りだ。僕は意思がない。何となく人生を決めてきた。
「…どうして事務職にしたの?」
「んー、取り柄がなかったんですよね。単純に。ハードな仕事にも憧れはないし。お金貰って生活していけばそれで良いから。」
ちょっとほっとした。
「うん、僕も同じ考え。仕事に埋没するよりも好きな漫画やアニメを観て過ごせれば良いかなって」
「お待たせしました、どろめと鰹たたきになります」
「うわー、すごーい」
「生魚とか苦手?」
「いや、大丈夫です」
「んー、おいしー!」
「美味しい?」
「はい!私うるかとかこういう珍味系好きです」
うるか好きなんて変わってんな。
「鰹も新鮮ですね!」
「でしょう」
「どろめ祭りとかあるんだよ」
「ええー、すごい、そこまでメジャーな食べ物なんですね」
「高知にはもう何年住んでるんだっけ?」
「3年です」
「僕は半年だけど僕のほうが詳しいね」
「そうですね!」
「あんまり遊びに行ったりしないんだ」
「はい、…高知に来て、友達いなくて、でもそれで良いかなってそれで始めたのがマッチングサイトなんです」
「へえ、どうだった?」
「いやー、やっぱり使っている人大半が東京に住んでいて。何人かお会いしたんですけど話が合わなくて」
僕にとって彼女はどのような存在なんだろう?愚痴を聞いてくれる良い相手?
「でも孝宏さんは趣味も合うし、話していてとっても楽しいです。」
「ありがとう、そんな事人に言われたの初めてだよ」
「またまたあー」
つい本心が出てしまったのでしまったと思ったけど彼女が茶化してくれてよかった。
楽しい話をしよう。
「くまみこ終わっちゃったね」
「はい、残念ですー。東京ではコラボカフェもやってるみたいで。あの熊の顔したパン食べたかったなー」
「そうだね、こういう時『ああ、今僕は高知か…』って思うよね」
「でも小野DのママDがいるんですよね、高知には」
「『小野家具店』行った?」
「行きました、行きました!」
「あんまり似てないよね、小野Dに。でもそこら中にポスター貼ってあって笑った。」
「たしかにー」
「お待たせしました、餃子になります」
「うわーおいしそー」
普段は漫画やアニメの話しかしないけど、こうして見ると普通の女子だ。
表情がくるくる、くるくる変わる。
それから小1時間漫画やアニメの話をして、食べて、飲んで、「次何飲む?」は自分から聞けてよかった。
「孝宏さん、ちょっと暗い話するんですけど良いですか?」
「うん、いいよ」
「私中3の時学校に行けなくなった時期があるんです」
「僕もあるよ、不登校時期。」
「えー、そうですか。何か良かった。」
「中高一貫の女子高だったんです。私運動も勉強も出来なくて。ずっと周りの女子にからかわれてたんです。」
「ああ、僕も同じような理由。」
「ええー、そうなんですか」
「うん」
「で、中3の時県で1番の進学校に行こうと思ってたんです。私の中学校の偏差値的には近かったし。でもいざ模試を受けても全然合格ラインに到達しなくて、ずっとDかCで。結局受けずにエスカレーターに乗って。で、勉強が追いつかないからその時期学校に行くの無駄だと思っていて家にいたんです。」
「うん」
「あの時ダメでも受けなかったの凄く後悔してるんです。」
彼女の目は真っ直ぐ僕を見つめていた。
「高校3年ずっと闇だったし、大学も同じエスカレーターに乗って。現状を打破したくても打破できない、怖がっている自分がいて。大学卒業したら特にやりたい事もないから無難に大手メーカーの一般職に就いて。…あの時からずっと傷を引きずっているんです。」
「うん」
彼女の気持ちがよく分かる。自分も特にパッとしなかったらよく目立つグループに目をつけられて、男子校だったから殴られたり、メガネ取られたりして散々だった。でも頭が悪いからどこにも行けず。
「あの時進学校に受かっていたら人生どうなっていたんだろうって。たらればだけど思うんです。」
「僕も中高一貫の男子校だったから周りから殴られたり、メガネ取られたりしていじめられたんだけど、でも頭が悪いからどこにも行けなかったよ。チャレンジする気概もなかった。チャレンジする気持ちがあるだけで偉いし、僕とは違うよ。」
「ありがとうございます。そんな事があったんですね。」
僕はかつて人を慰めた事があるだろうか。人生初の経験だ。今日は人生初の事が多い。
今日は「LINE IDを交換する」という目標があったけどいいや。
…でも、いい感じだし、どうしよう。
…えいやっ!ダメだったらフェードアウトすれば良いだけの話しだし。
しばらく話が続く。そして僕は
「LINE」
「LINEやってる?」声が裏返ってしまった。
「はいー、あっマッチングサイトメッセ出来るから交換してなかったですねー」
「ああー、うん。よかったら…」
「はいー、あたしスタンプいっぱい持ってて、早くスタンプ送ってしょうがないんですよー」
「あ、そうなの。僕も銀魂持ってるよ、ジャスタウェイとか。」
「あ、あたしも!最近声出るやつありますよねーワートリとか。でもあんまり使ってない。結局ブラウンとコニーちゃんばっかり。」
「結局それが一番無難だよねー」
おお神よ…。僕は初めてアイドルじゃないLINE IDを取得した。何百万出されてもあげない!あとは次へのデートを誘い出す口実を作りたいが流石に限界だ。
「高知で行った事がない所、行ってみたい所ある?」
随分定型文だよな。
「えー、何か自然がよいな」
「山とか?」
「うん、森とか川とか」
「いいねー、僕実は川から自転車で5分の所に住んでるから釣り始めたんだよ」
「ええー、すごーい!釣りなんてした事ない」
「釣った魚調理してくれる所があって、イワナを塩焼きにしたんだけど美味しかったよ。ボートから眺める景色も最高だし。」
「ええー、いいなあー」
「今度一緒に行かない?」は今までの全てが崩れ落ちそうで言えなかった。
「僕東京にいる時は釣りなんてした事がなかったよ、インドア一直線!」と言って自分を誤魔化した。
終始、これを「良い感じ」と言わずに何と呼ぶかぐらいのずっと穏やかな空気が続いた。お会計の時は彼女は花柄のかごバックから財布を出そうとしてくれた。
「ああ、いいよいいよ」
「ありがとうございますー。」と言って去った。
茶番だけど必要な、一連の流れだ。前はこういうの嫌いだったけど、必要だ。
「今日は突然でしたけどありがとうございましたー」
「こちらこそ、誘ってくれてありがとう。」
「いやあ、もう楽しかったです!」
こういう礼儀作法も必要だ。
でも来た時は不安そうな、何かあったような表情だった彼女と今はまるで違うように見える。頬がピンクで、幸せそうだ。
「また時間が合ったら」
「僕は、いつでも」
「路線は別だから駅まで行こうか」
「はい」
「すぐ着くけどね」
「うふふ」
駅から近い店を選んだ自分を後悔した。
もっと、もっと、話をしていたかった。
18時半に会って、お店を出たのは20時半だった。
飲み会でトイレに篭っていた自分が飲みで2時間もいるのは人生最長記録だった。
でも人は人の気持ちをコントロールする事は出来ないからもうこれで最後かもしれない。
私の中のあなたほど
あなたの中の私の存在は
まだまだ 大きくないことも わかっているけれど
今この同じ 瞬間 共有している 実感
「明日もいつも通り9時出勤?」
「はい、7時起きですねー」
それ以上何も聞けなかった。
駅の改札に着いた。
「じゃあ今日はありがとう。気をつけて。」
「はい、ありがとうございますー。またー」
ホームの階段を下りて見えなくなるまで彼女を見送った。
電車に乗るや否や彼女からLINEが来た。
「今日はありがとうございましたー」
ブラウンがお辞儀しているスタンプ。
「いえいえー。楽しかったよ」
コニー(満面の笑顔)
「今度釣りに連れて行ってください」
コニー(目がキラキラ)
キター(゚∀゚)
キタコレ。何だ、これ。
「やったー嬉しい。ルアー借りれるから。」
ここまで来て何日が良いか聞けない。
「私土日はいつでも大丈夫です。」
ええー、今週もう一度会える心の準備あるかな、でも会いたい。
「電車がまもなく出発します。」
「じゃあ、今週の土曜とか」
「はい、大丈夫ですー」
「じゃあ」
「川の景色が見えるレストランで食事しよう」
「ええー、素敵!!楽しみにしてます!」
コニー(目がキラキラ)
メッセージを打つ手が震えた。
LINEIDも交換できたし、釣りをする事になった。
はっ
まずい、僕は女の子をリードするほど釣りに長けていないし、待つ時間多いからディズニーと同じく失敗フラグでは?!
まずいまずいまずい
でも後に戻れない
「ありがとう。では11時半に…」
「孝宏さんといると、」
「自分で閉じこもっていた世界をこじ開けられそうな気がしてならないんです。」
「あ、いい意味ですよ!」
「僕もそんな気持ちになるよ」
「うそー?!でも嬉しい」
コニー(満面の笑顔)
「現に釣りにも行けるし」
「1人だったらそんな発想なかった。」
「ありがとうございます。」
電車の中でずっとリピートで「恋愛サーキュレーション」を聴く。
この歌詞、そのものだなって思った。
神様 ありがとう 運命のいたずらでも
めぐり逢えたことが しあわせなの
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