第4話 社交ダンスパーティー
コテでたて巻きにクルクルとメイドが巻いている。
「お嬢様、今日は遠方からもお客様がお見えのようですよ?」
「だいたい何人くらいになりそうなの?」
「100人とお聞きしております。」
「いつもより多くない?…あっそうか、お父様関係の人も入っているのね?」
「…はい、多分そうかと思われます。でも下塚がそちらは責任をもって対応すると申しておりましたのでお嬢様はいつも通りでいいと思います。」
「?ふふっ、何か気を使われちゃってるわけ私?大丈夫!!お父様のお客様にもちゃんと出来るって!!」
深紅のドレスを揺らしながら綾乃はゆっくりと会場へ向かった。
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