第6話 やめてー

頭が……真っ白になってきた……何か声が聞こえるな……


「勇者よ、口ほどにもない。夜はまだ長いぞ。立ち上がれ!」


そういや……バトルの最中だったな……


「立て、そして、ワシに歯向かってみろ。」


誰だっけ……まあ…どうでも……いいか……


「立てぬなら、お主の大切なベイビーとやらが、どうなっても知らぬぞ」


ベイビー……


「このドラゴンベイビーに電撃を喰らわせたら、さぞ、面白かろう」


俺は、目覚めた。


「ギリンジー!馬鹿なことはよせ!!!」


しかし、ギリンジは止まらない。フルパワーの電撃が熟睡中のベイビーに放たれた!


「やめろー!!!」


俺は叫んだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る