ラノベのファンタジーは現実逃避か

2020/04/21、

コロナウイルスのおかげで外出が出来ず、

仕方なく電子書籍を買った、という公募ガイドのメルマガを読みました。

そのメルマガの作者は、いままで電子書籍をバカにしてたけど、いろんなコミックやラノベなどがあって、楽しい! もっと早く知ればよかった! って喜んでました。

ラノベは、ファンタジーがウリだとわたしは思います。たぶん、公募ガイドのメルマガ作者さんも、目からウロコでしょう。


そこで、タイトルになります。

ラノベのファンタジーは、現実逃避にあたるでしょうか。


ファンタジーそのものが、現実逃避と呼ばれていた歴史がありますし、その論点から言うなら、いま、コロナウイルスを撲滅するという現実から逃げている、という点で、ラノベに限らずフィクションのメディア関連は、現実逃避をしています(推理小説も含めて)。


そりゃムリもない話で、外国の研究施設から漏れたと思われるウイルスが、その国の極秘情報になっているため、免疫がつくりたくても作れず、国際的な中立の立場であるべき国連組織ですら、免疫をつくるよりもウイルスがどこから出たのか証拠の方を重んじるありさま。


どこから出たって、いいじゃん!

ウイルス、つかまえること、できないの?!


と、子どもなら言うでしょうが、

残念ながら、どこから出たかわからないと、

そこの研究をもとに、免疫が作れない、と科学者なら言うでしょう。

そこで米国などは、いきり立っているわけですが、あんただってその外国を、いいようにあしらってきたんじゃないのかね。人件費が安いから、いろんな品を仕入れてきたんじゃないのかね。日本だってヨーロッパだって、その国に恩があるんじゃないのかね。

その国が、ヨーロッパに物資を送って、不満をたくみにかわしているわけですが、鼻薬をかがされて大人しく、言うことを聞かざるを得ないヨーロッパの人々って、なんかかわいそう(汗)


何が悪いのか。

要するに、強大な武器への恐怖がカギです。

強大な武器があれば、人を脅せる。

命を盾に、政治的な取引が出来る。

人命が平和の取引材料になる。そのことを教えたのはだれあろう、名声に目がくらんだ西洋諸国の科学者でありました。ソ連とヨーロッパなどに原子爆弾を教え、A(原子)B(バイオ)C(化学)D(デジタル)の素晴らしさと脅威を人々に教えたのです。もちろんそのおかげで、わたしたちは、文明の恩恵を享受しているわけですが。


いま、コロナが恐いと言われてますが、

テロリストによるコンピュータ攻撃も恐い、と言われています。

実際、「新型コロナウイルスUPDATE」という添付ファイルをうっかりあけたユーザーが、

ウイルスに感染してデータを盗まれた、という

ケースがあるそうです。



ソ連と米国の「恐怖の均衡」時代からこっち、世界の論理はまったく変化なし。


ラノベのファンタジーに、そういう話ができるのか。


少なくとも、「銀英伝」は、民主主義と帝国主義という難しいテーマに挑み、ベストセラーになったばかりか、アニメ化も2回、されました。


近代の歴史を調べてみて、ファンタジーにしてみたら、ベストセラーになるかもね。わたしにはその腕はないけどさ。(虚無の魔法に挑戦しているのに、まったく進歩がない……シクシク)






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