第2話 『書くことのむずかしさ つらい版』

-なろう版あらすじ-

すこし、苦しい気持ちを吐き出してみました。


忘れた頃に消そうかな、なんて考えています。

恥ずかしいから(笑)


だから、期間限定の予定かも(苦笑)



-本文-


退会されました。


その方は、そんなメッセージを見かけただけで、

おそらく、全然話したことがないユーザーの方で、感想をもらったこともなく、

ただ自分が書きに行った感想欄や、他の交流させていただいている方の活動報告とかで見かけて、ちょっと興味を持ったというくらい。

まだ、作品も拝見していなくて、既に興味を持った理由も定かでない。


でも、退会されたというメッセージを見てしまうとドキッとして、胸の辺りが締めつけられるみたいに痛くなります。


おそらく、自分の持つ闇に抵触しているんでしょうが、

いまだにダメです。


このごろ、メンタルが不安定なので、

気持ちの切り替わりが頻繁でお話がなかなか形になりません。



ドラマDVDのコメンタリーで以前に拝聴した、先代松本幸四郎さんのお話。


歌舞伎の勧進帳、弁慶役をやるときのこと。



具合が悪いときは、

具合の悪い松本幸四郎が弁慶をやるのでなく、

具合の悪い弁慶をやる。



その言葉は自分にとって至言です。


だからというわけでは無いのですが、

自分の場合、楽しい時には楽しく、

苦しい時には苦しみを楽しみながら書いてる。


自分のお話は、どうやら、裸で万歳アタックがスタイルみたいです(苦笑)


物書きとしては異端かな?なんて思います。

自分のイメージする物書きの理想は、優しい詐欺師なんで(笑)

そこからは大きく外れている。



まあ、エッセイは連載のパートが書けないときに、だいたい書いてます。


特に今書いている、連載の楽しいところ、そういったシーンなんかは、

今の苦しい気持ちでは書けないから、

エッセイはその時に書くことになるんですね(笑)


酒飲みながらの楽しさで書き上げたやつもありますが、

あれはほんと珍しい(笑)

だいたいが苦しい気持ちの時のエッセイですね(笑)



今回ある方のところへ出させていただいた、企画投稿みたいなやつでも、

明るいのを書きたかったけど、出来なくて、

暗いのも出来上がらず何作か潰し、明るめにできたやつをなんとかでっち上げましたが。

…。


どうなんだか(苦笑)

ちょっと苦しい心情が出てくる部分に、気分の悪い描写を当てたつもりですが(笑)


これ、このエッセイも苦しい気持ちで書いてますが、もともとは明るいエッセイだった。

原型は、感謝と明るい気持ちで書いてたやつは、

…形にならなかった(笑)


連載が書きづらくなっているのは、

もともと凡才で手の遅い自分が、感想やら活動報告のコメントやらで時間を使っているのも、要因のひとつなのは分かってます。


いくらかポイントの出てしまった自分のエッセイで、

感想書くよりお話書けって書いた文章が、ブーメランで、激しく自分に刺さっているのも判ってるんです。


ただね、そうやって他人と交流して刺激をいただきながら、

興味深く、楽しい気持ちを補充しないと、

黙々と独りで書いてるだけだと心が病んで腐る。


たまにね、そんな風に感じることもあるんですね(苦笑)


だからね、感想やらコメントやらでの交流って、ほんとにありがたいです。


明るい原型はその辺り、感謝と、喧嘩しない言葉で交流したいな。

そんなことが主題だったんですね(笑)


交流はありがたいんです。ほんとに。


けれど、打ちのめされることもあって、

やっぱり自分の能力の足りなさと他の方の輝き。いまはちょっと、直視するのがキツい。


「誰だって、自分が持っているもので勝負するしかないんだよ」


そんな話を自分のキャラが語ったことがあったんですが、

今はキツいですね。抉られているみたいにキツい(笑)


まあ、持っている武器は、頼りなくて少なくても、それを頼りに前に進むしかない。



以前、去年の秋に退会して居なくなられた方が、


「たとえどんな歩き方で、どの方向に歩きだそうとも、あなたにとっては前進だ」


ある作家さんの言葉だそうですが、

それを見て涙が出たと。


自分はあの人を、傷ついて、今にも居なくなりそうなあの人をなんとか慰めたくて、

長文のメッセージを何通も送り、あの人に少し笑われました。



みなはらさん、

意外と激情家、主人公タイプ(笑)

そんな言葉と、ありがとうの感謝の言葉。


そして最後のあいさつと共に、その方は退会されました。



あの時はショックでした。

やはり自分の言葉は痴屈で、相手には届かない。


別の出来事も重なった時で、一時期ほんとにまともなお話が書けませんでした。

他の方にグチを聞いてもらったりもした。

お恥ずかしい話です。


でもたぶん、あの人は自分に話した時には、去ることを決めていたのかな?

そんなふうに今は思います。

自分の言葉が歩いてゆく助けになってたら良いな。

そんなふうに思ったりもします。



だから、あの人に感謝を。


自分は今、あなたが言ったみたいに、

感情をあまり抑えずちょっと熱を込めて、エッセイや感想や、活動報告のコメントとかを書く機会を増やして、なろうの中をうろついてます。


あの前進する言葉は、今、自分の武器のひとつです。

今はその言葉も至言になってますからね(笑)



…如月さん、ごめん。はなしちゃったよ。


でも、おれもあなたが言ったあの言葉。今はすごい判る。

自分もあの言葉みたいに前進するから。


あなたは、新たな場所を求めて進んで行ったと信じてる。

おれの知らないところへ向かって行ったんだとね。


でも、おれはここでがんばるよ。

ここも苦しいことはたくさんあるけれど、

それ以上に楽しいこともあって、まだまだ楽しい気持ちで書けるから。




すみません、

ちょっと吐き出したくて。


でも、少しすっきりしました。



しばらくしたらこれは消すつもりです。

恥ずかしい(笑)



-カクヨム版あとがき-

結局消しませんでした(苦笑)

感想を頂いたんですね、残しましょうよって。だから消さなかったんです。


風に流すつもりの言の葉に、応える言葉がかかることもあるのですね。

苦しいときに、その気持ちってありがたいですね。この時はしみじみとそう思いましたよ、本当にありがたい。



この文章は、ここの1話での文章を書いてから、少し後の文章です。

きょんの2話めのお話や、うらばなしを書いてた頃ですね(苦笑)←文章にそんな記述があります。

これは2度めの苦しい時期に書いたものでした。

1度めはもっと苦しくて、苦しい気持ちを誤魔化しながら、いくつもその感情を隠そうとした妙な文章を投稿してましたね。

その中のひとつは、次のお話としてこちらに公開してみようかと思ってます。←まともな(普通に読めそうな苦しくない)やつです(苦笑)



人が居なくなるというのは、ときに本当に耐え難いものですね。小説家になろうでネットによる創作として文章を書きはじめてから、今2年目に突入しています。

その間にもいろいろな出会いや別れがあり、それは今でも続いている。これからも続いていくんでしょう。


別れてしまうことは仕方がない。そういうこともありますね。

だからこそ、出会えたひととは楽しく、悔いのない関係として交流できたらなと思います。

まあ、なかなか、うまくいかないことも多いのですけどね。



文章に感情を込める。この文章は読むと当時の感情が思い出されて少し苦しいけれど、文章にはその時の感情、想いを閉じ込めて記録できる力があるのだということを思い出させてくれます。


この文章はここで書いた人たち、幾人かへの想いを込めたものですね。

名前を出してしまった方も、出していない方もいますが、この文章を見ると、彼ら、彼女らへの自分の気持ちを思い出します。

たとえそれが辛かったり寂しかったりする想いでも、やはりその方たちと出会えたことは僥倖ぎょうこうですね。あの方たちに出会えたから、いまの自分としての形がある。そんなふうに思いますので(笑)


でもまあ、とりあえず文章を書くときに、感情を込めるなら楽しいものが良いですね(*´∀`)♪

そう思いますよ("⌒∇⌒")

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