26,キャラクター設定
「あぁ……」
虚無虚無虚無虚無大混乱……。
芋洗い状態の満員電車で皮脂やウイルス雑菌その他諸々にまみれ、洗うどころかむしろ汚染されたからだで帰宅。風呂掃除して入浴。
新築時、ゆったり脚を伸ばせるニュージーランド製の大型浴槽にしてくれた父にこの面では感謝。フェルゼアでミルキーバスにして束の間の休息。
さて、書籍化決定の『Five Lives!』にも電車同様にオーバーホールが必要。ウェブでの連載開始から間もない作品で完結見込みも立っていないから、完結済み作品よりは負担が少ないだろう。
ではまず『Five Lives!』の作品概要。
茅ヶ崎の海辺の高校、
5人それぞれに持ち歌があり、5人それぞれの人間模様も描く、ライブと生き様を描く。だから『Five Lives!』。
以下、5人のプロフィール。
・
性格:元気だけど晴れ空の中に雲があるように、過度なポジティブではない。
髪型:ショート
・
性格:少女漫画の主人公タイプ。たおやかで幼なじみなど馴れ親しんだ間柄には強気な面を見せたりする。
髪型:セミロング
・
性格:知的で奥深いタイプ。人外を含む自他、生きとし生けるものの存在意義を推理したりする。
髪型:ロング
・
性格:男勝りなビジュアル系。口数は少ないが、実はコミュニケーション能力はユニットメンバーの中で最も高い。
髪型:ショート
・
性格:ぶりっ子。実は知的。キャラクターソングをぶりっ子っぽくするとそれは偽りの自分を演じていることになる。
髪型:ツインテール
と、超ざっくり。
苗字は茅ヶ崎市内の地名から拝借。
ストーリーは、プロットもほとんどできていない。なのに書籍化打診。万策尽きるどころかそもそも策がほぼない。
わたしの場合、キャラクターは物語を描き進めてゆくうちに人格が形成されてゆく。これまでわたしが描いてきた物語に関してはそうだった。だから能書きはほどほどに、取り敢えずプロットを組み立てて物語を描き進める。加えて、持ち歌があるので最低限作詞はする。曲も付けたいな。
楽曲はキャラクターごとのソロ曲、ユニット全員の曲をそれぞれつくる。ソロ曲に関してはキャラクターの自分語りではなく、内から湧き出るものや日ごろ思うことを詩にする。
まあ、一先ずこんなところかな。
ミルキーバスの湯気が舞う白いタイルの風呂を出たのは、入浴開始から1時間後だった。
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