第11話 下着泥棒…😆🎶✨

 捜索の結果、管理人の自宅の部屋からは、三百点にものぼる女性用の下着が発見され、ワイドショーやネットをにぎわせた。


 床一面、綺麗に並べられたランジェリーは実に極彩色豊かで圧巻な眺めだった。



 ※。.:*:・'°☆



 クリスの活躍で下着泥棒の汚名も返上できたので御礼を兼ねて、俺の部屋で心ばかりのパーティを開催もよおした。


 パーティにはバンドメンバーのヒデも合流した。

 

「スッゲェ~ーー🎶✨ ほら、三百点だッてさ。よく下着パンティばっかり集めたよなァ~。ケッケケェ…✨🎶 いやいやァ~、感心するぜェ~ー……😆🎶✨💕💕」

 ヒデがリビングでタブレットの下着が並べられた画像を見て騒いでいた。

 グラスを片手に相変わらずサル顔だ。


「ああ……」全くだ。かすかに俺は頷いた。

 これだけ集めても尚、管理人は新しい下着が欲しかったと見える。

 合い鍵を使い松本七瀬の下着を盗んでいた。


 お陰で俺は危なく下着泥棒に間違われ、ひどい目にった。


「この辺りで下着を盗まれたのは全部、あの管理人の仕業だったのねぇ……」

 クリスも眉をひそめ苦笑いを浮かべた。


「そんなにパンティが好きならネットで買えば良いのにィ~。なァ~……😆🎶✨💕」

 酔っているのだろう。

 ヒデは、いつにも増してご機嫌だ。


「ま、下着もそうだが、盗むスリルも楽しんでいたらしい……」

 あの管理人が七瀬の部屋に盗聴器を仕掛けたのも好奇心からだ。


「ああ、わかるゥ😆✨ 俺も美女のハートを盗む時、ドキドキするモンなァ~ー」


「フフ、パン君にハートを盗まれる美女なんて、この世にわよ❗❗」

 クリスは本音をズバリ。


「誰が、パン君だよ。チンパンジーか❗❗」


「ねぇ、シンゴォ~…👄✨💕 早くクリスのハートも盗んでェ~ーー……」

 背後から抱きしめられた。豊かで柔らかな胸の膨らみが俺の背中に押しつけられた。


 眩暈がするほど甘い匂いが僕の鼻孔を刺激した。


「よ、止せよ…… クリスゥ…😳💦💦」

 すぐさま俺は顔が真っ赤になった。


「いいなァ~。シンゴ君……」

 ヒデはうらやましそうだ。


「フフ…… シンゴ…👄✨💕✨ 今夜もタップリ可愛がってあげてよ❗❗」

 首筋に唇を這わせた。


「わああァ~ーー 助けてくれェ……」

 俺は転げるように逃げ惑った。



 こうして今夜もにぎやかにけていった。




 




 ※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆

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新【ビジュアル系弁護士 シンゴ】 #4 😆🎶✨💕 ランジェリー盗難事件👄✨💕💕 オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白 @aitr8228

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