第105話「福島原発事故」までの陸上自衛隊の組織内の罪科や、それ以降10年間の迷走の陸上自衛隊の組織内の罪科について、日本人自身が裁く機会があっても良い筈

自衛隊がいまだに突撃訓練をやめられな「日本人ならでは」の理由というタイトルのヤフー記事に対するコメントをそのまま、掲載させて頂きます。

また安倍総理がミサイル防衛強化する談話を発表されたということは大きな意義があると思います。


コメントについてです。

特に一番、最初のchaさんのコメントについて共感をされることが多いのですが、事は簡単ではないのです。あるいは、そのような発想を現役時代に吐露していたら、陸将補にはなれなかったかも知れません。

福島原発事故回避のための陸上自衛隊の初動対応について幾度となく疑問を呈示していますが、陸上自衛隊は新潟沖地震直後からの柏崎原発の緊急停止以降、原発事故について関心を持っていた筈です。しかし動けないし、変えようがない絶望的な組織なのです。

ですから解体的な改革を断行し、陸上自衛隊は陸自総隊として米国や米軍の提案する規模の組織とし、日本から遠く離れた地域で米軍や西欧諸国軍隊とともに平和維持活動をする組織とすることです。

さらに総務省内に原発事故や大規模テロ、大規模災害、国内戦まで俯瞰出来る実員を擁する組織を造り、今後の危機に備えるしかないと思います。

陸上自衛隊の隊員や装備の行き先は陸自総隊、海上自衛隊や航空自衛隊、海上保安庁、警察、そして総務省内な新設する組織等々に再配置することです。

東京裁判は戦勝国による一方的な裁判だと言う主張もありましたが、2度目の敗戦とも揶揄された「福島原発事故」までの陸上自衛隊内の組織内罪科、それ以降10年間、迷走し続けた陸上自衛隊の組織内の罪科について国民に対する罪科について日本人自身が裁く機会があっても良いと思います。

まず罪科を放置した政治家については選挙を通じて裁くことが出来ます。次に無駄な予算執行については会計検査院の役割です。

問題は陸上自衛隊組織内部について公平公正に裁くことが出来るかどうかです。

陸上自衛隊は組織が大きいだけに、ケジメを付けずに時代や状況が変わったことを隅々まで徹底させることは難しいと思います。




コメント数545

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cha***** | 8時間前

元陸自普通科隊員です。

何か他人事みたいに話してるけど仮にも元将補なら重要ポストいくつも渡り歩いてトップでは無いにしろ統合幕僚長や陸幕にも直接意見具申できる立場であったはず。

そんな人間が組織改革を進言・実行せず退官後にこんな事平然と著書まで出して発言するのはおかしいと思いませんか?

現場の隊員は無駄、意味がないってわかってやってるよ。所詮演習・検閲なんて指揮官の指揮能力向上の為のもんだしね。

1番の自衛隊の問題はこういう自分はやらないから関係ない、頑張っても3年ぐらいで次のポストに移るからその間だけ何もなければ構わないみたいな考えで組織改革を行わない高級幹部とその風潮だよ。

そのくせ時代のニーズがどうたらとやる事だけ毎年増やして行くんだから辞める人間は増えるけど入隊者が減るのは当たり前。


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ura***** | 8時間前

本文にある突撃訓練は陸上自衛隊全ての職種に共通する訓練(新隊員前期)で、陸自隊員であれば誰もが経験します。前期が終われば後期で職種ごとに職種独自の訓練を受けるわけで、全ての陸自隊員が突撃訓練ばかりしているわけではありません。後期教育が終われば部隊に配属され、配属先の訓練になります。突撃訓練は時代遅れの訓練のようにみえますが、銃を持ち、伏せる、起き上がる、走る、とまる等、市街地戦でも必要とされる基本の動作といえます。新戦法は基本無くして成り立たないわけで、その基本動作として突撃訓練は有意義であると言えます。


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sut***** | 8時間前

一時期市街地戦メインになり始めたが、そうすると火力の総合発揮と指揮統制する幹部の育成にならないのと、訓練検閲で評価ができない理由で野戦に戻された。

確かに戦闘の原則は同じであるため、総合発揮という視点で見れば、野戦を基本にして市街地戦闘にも応用するということはできなくはないので野戦を訓練する事がダメという訳ではないと思う。

が、現代戦は市街地戦闘であり、野戦とは戦い方も大きく異なり、小部隊の動き、練度が重要になるため、訓練配分を変えるのは必須だろう。とは言え、一般部隊は雑用と体力錬成がメインだし、それはどこの軍隊でも同じことだが。


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ich***** | 8時間前

突撃が無くならないのを銃剣道のせいにするのは無理があると思います。

そもそも市街地戦を訓練する場所が無いから、演習場で野戦訓練をする、野戦となれば最後は突撃(笑)の図式なので無くならないのではないのでしょうか。

演習場内に市街地戦訓練場がある演習場はありますが、小隊規模が訓練する様な小規模な施設です。

この人も自衛隊を辞めてからあーだこーだと言わないで、現役時に高官だったのだから、その時に改革でもしてくれてば、今現在も身体に草付けて偽装し突撃なんてしてないと思いますがね。


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osa***** | 8時間前

まぁ、概ねこの記事の通りである事は否定しない。

銃剣ダー(銃剣道メインの人)は昇任とかでも有利だったし。銃剣ダー一筋で恒常業務や山ではイマイチの人も中には居るし

正直、言っちゃ悪いが利権も絡む。防具に木銃に協会とか、昇段審査、昔の会長は色々な駐屯地に行って「水は高い所から低き所へ流れる云々」の件を何十年と同じ事を言って金貰ってんだろうなぁと思ってた。


銃剣格闘や格闘は実戦的になったんだけど銃剣道は変わらないんだよ。


陣地突撃や陣地防御の訓練全てを否定しないけど組長から分隊長に小隊長等の基本的指揮手順を学ぶには手っ取り早いのは確かだけど


火力の違いが戦闘を左右するって大東亜戦争で学んでいるのに、それを変えられない

陸士や陸曹だって現代戦で銃剣突撃はないよなぁって思いながらも動いてんだよ。


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twj***** | 9時間前

突撃訓練は遮蔽物を利用しながら匍匐して敵陣地まで近づき射撃しつつ突入する基本的な攻撃訓練。新兵はまず先に体力錬成する。


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今人 | 6時間前

突撃が止められない最大の原因は自衛隊が貧乏だからだろう。本来ならば全国に大規模な市街地戦闘訓練場を作って訓練させるべきだろうと思うけどね。それか実際に市街地において実践的な訓練をさせるかだろう。戦車が公道を少し走っただけで文句を言う連中だらけではそのような訓練は出来ないだろうけど。でもこの人はずるいよね、現役のころは突撃させていた方に人間じゃないのかな。それを関係無くなったからって今の訓練にイチャモン付けて来たりして。おかしいって感じたのならばその時に意見具申なり、教範の改定等働きかければいいのになと思うのだけど。


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gab***** | 9時間前

まぁ「見せ訓練」でなく現代で本当に必要な訓練があったとしても、誌上他で他所の国に教えちゃうメディアがあるから秘密だろうね。


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qq6***** | 7時間前

先の大戦でも陸軍士官学校を卒業して部隊配属されたばかりの若い将校が教範どおりに軍刀を抜いて突撃態勢を取り始めた途端にベテランの下士官兵が皆その将校の周囲から離れたと聞いている。

そりゃそうだろうね。軍刀みたいに光を反射しやすいものを出してきたら真っ先に敵の集中射撃の目標にされてしまうもの。部下からの助言を階級を理由にまったく聞こうとしない硬直した考えかたの将校ほどすぐに戦死してしまったんじゃないのかなと思う。


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mao***** | 6時間前

二見氏の見解はおおよそ陸将を御経験されたとは思えない、それこそ旧態依然のお話と思います。

まず、銃剣突撃の意義については、確かに大規模突撃の敢行は1950年代で発生してませんが、2009年のアフガニスタンでイギリス軍にて小規模な銃剣突撃を実施しており、また米海兵隊でも引き続き銃剣突撃の訓練は実施しております。

自身の実施した経験則で語らせて頂くならば、銃剣突撃の実施について敵との戦闘を行う意味でも、その上で興奮状態を経験する上でも一定の評価はあっていいと思います。

古い意識を持ち出して今行われている訓練を頭ごなしに否定するのは職業上あってはならないと思います。

とはいえ、自衛隊内で銃剣道が評価の指標になっている部分については、憂慮するべきところかなと賛同しますが。


以上長文失礼しました。


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