Stave

九楽

Stave

世界の裏側に落ちて

僕は足跡に気付く

靴はまだ綺麗なままで

汚したくない青空と共に

白い線をひこう

そしたら退屈な日常に色がつく

そう信じていた

霞んだ雲を見ながら思い出す

夢を忘れたとき大人になれた

この宇宙にただ一人

孤独と戦う勇者になれた

消えゆく星の最後のように

誰も知らないこの光

輝く世界の超新星

歴史に残らない小さな光

真黒な黒板を汚してしまおう

あの日消してしまった

名前も知らないあの世界を

僕はまだ思い出せるのかな



貴方の裏側に落ちて

僕は軌跡に気付く

君はずっと綺麗なままで

薄汚れた夜空のような

黒い線をひいた

そしたら窮屈な日常にサヨウナラ

そう願っていた

命を消しながら歩いていく

夢を忘れた大人になれた

この宇宙にきっと一人

理想と戦う識者になれた

生まれゆく星の産声のように

誰もが知ってるあの闇は

鏡の世界の超新星

五線譜の中だけでいいのなら

真黒な音符で汚してしまおう

あの日見てしまった

名前もいらないあの夢を

僕もまだ思い出したい


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Stave 九楽 @crank12

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