第4話 仲間って必要?
久々に新しいものを書き始めて思ったこと。
私の話は基本的に登場人物を極力減らして書いています。なんというか、群れてる主人公とか、ちやほやされてる主人公とかあまり好きになれなくて。人の作品を読んでいても、これまでソロで頑張ってきていたのに20話くらいで急にパーティーメンバーとか増えたりして萎えることが良くあります。
まあ人間というか草食、雑食動物ってのは数こそ力って生態だから生物的には正しいんだと思う。だからあまり強くないキャラクター達が群れを作って強いものに立ち向かうってのは凄いいいと思うし、それが当然だろう。
でも、肉食動物のように自分一人いればどうにか出来るような「チート」能力みたいなものを持っている主人公が、取り分が減る上に足手まといになる仲間を増やすのってどうなの?って思ってしまう。
ひねくれてんなー。
まあそれにはメリットがあるのも分かるんですよ。主に作者側のメリットだけど。
まず、会話文で字数が稼げること。仲間が1人増え2人増え3人4人と増えていけば、会和文は単純に増加する。そのうえ会話のきっかけが増えるから人が増えれば増えるほどどんどんと文字数が増えていく。場面の繋ぎにも使えるから超便利。
次に、結局ヒロインを求めている読者が多いこと。これは統計を取ったわけでもないから想像の話になってしまうけれど、多いと仮定して話をすすめる。まずヒロインというのはかなり使いやすい。主人公の明確な目標を設定するためや、ピンチの創造、どんな物語にでも入れられる恋愛描写(なお例外は何事にも存在する)など。明確な目標というのはヒロインの復讐に付き合ったり、逃避行に巻き込まれたり、何かプレゼントのために金を稼いだりすること。ピンチな創造は文字通りで、誰かに捕まったり拐われたり脅されたり。助けるというアクションを起こし、戦闘描写のために使える。恋愛描写は、まあ主人公とヒロインが人間であれば多分大抵の話に入れられると思う。
このようにヒロインを用意して、仲間にして連れ歩くことによってピンチを呼び寄せ話を盛り上げることが出来る。まあ足手まといであるが惚れた弱みというやつである。あまり文句が出にくい気がする。
何が言いたいかというと、字数たくさん書くのはしんどいということ。言い訳させてくれ…。戦闘描写詳しく書いたって面白みに欠けるし、かと言って独り言たくさんとかキモいだろう。無人島単独サバイバルとか人とほとんど遭遇しないジャングルデスゲームだとか裏でこっそり書いて貯めてるけど(いうほど貯まってない)、つらい。
書き終えたと思って読み返したら説明ばっかりになってたりする。そんなん読んでも面白くないじゃん…。
まあ余計なこと書いてないでさっさと続き考えろって事だね。ガンバリマス。
愚痴を吐き、小説を書く teardrop. @tearseyes13
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