第7話 『歴史の環』その1

 『またまた、変なのが出たぞ。ママ、あれは、ジャッカーの『ごき人間かい。』でっかいな、2メーター近くありそう。喰われそう。』


 やましんさんが、ママに尋ねました。


 『いやあ。初めてみたにゃんこ。はとちゃん

、あれは、宇宙ごきにゃん?』


 『はと、ちゃん、ぽ。失礼な。はとさぶろです。ぽ。』


 『やーい、はとちゃん。』


 『きさま、だまっとれ、ぽ。』


 『なにお〰️〰️〰️〰️〰️。』


 はとさぶろと、カージンゴがやりあっております。


 それは、ほっといて、ママが挨拶しました。

 

 『まあ、いらっしゃいませ。どうぞ、こちらに、カウンターでも、テーブルでも。』


 『む、ここの、ごき言葉には、ごき、合わせられるか?』


 『教授。おおかた、ごき、そのままごきです。しかし、ごき、未来ではないごきでしょう。過去にしかごき、なかった、ごき、テクニカルな機器が、ごきあります。あれは、絵が出るとごき、伝わるごき、画像伝送装置ごき、でしょう。大学の、資料にごき、ありごきました。たしか、『テルビ』、とか、こき、言いますのもでありごき、ましたごき、ごき、ような。』


 『あ、そ。うん。ごき、わかる。いや、失礼。あ〰️〰️〰️。ごきばんは。ここは、ごき、どこですごき、かな?』


 店内に、さっと、 緊張が走ったのです。


 最も回答には、デリカシーが必要な質問ですから。


 しかし、ママは、あっさり、言いました。


 『あら、知らないで来たにゃん?それは、素晴らしいにゃんこ。ぜひ、ごゆっくり。ここは、あたしのお店ですにゃん。みんな、ママのお店、と、呼びます。正式名称は『カフェねこママ』にゃん。』


 『カフェ、ごきぞなもし、ごき。なるごきほどして、いまは、いつですごきな。ああ、新ごき歴でも、旧ごき歴でも、よろごきぞなです。』


 『だんだん、怪しくなるにゃん?』


 『旧ごき歴も、新ごき歴も、ないカー。本部に確認カー❗』


 『ちょと、まちなさい、にゃんこ。しっかり、確認してからにゃん。ほほほほほ。なに、なさいます?お飲み物は?』


 『おお。つまり、ここは、ごき、酒場でごきな。』


 『まあ。そうにゃんこ。あなたは、教授先生?』


 『教授ごきは、当代ごき、一の科学ごきで、ごきます。』


 『なんか、ややこしくなるぞ。きみ、ほんと、情報ないのかい?』


 やましんさんが、はとさぶろに確認しました。


 『ない、ぽ。やましんさんの、つまり、人間の分野ではないか、ぽ?』


 『いやあ。タイム・スリッパかなあ?』


 やましんさんは、かなり、困りました。


 だって、ここは、やましんさんちの、地下ですから。


 地下が、タイム・スリッパなんかしたら、たいへんに、なりますから。



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