2020年
1月
1/2 あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします……と、とりあえず新年のごあいさつのみ
ところで今年でカクヨムを始めて三年目に突入するのではないかというのに、やっとこさ目次の大見出しと小見出しのつけ方をマスターしました。今更かよ? 今更ですともさ。
旧年は比較的本をたくさん読んでいた一年であった為、別エッセイで毎年公開している印象深かった本を発表するエッセイがなかなか書きあげられないでいます。疲れた。
それにしても小学生時代あんなに読書感想文が嫌いだったのに、大人になってみれば好んで読んだ本について訊かれもしないのにあれこれ語る大人になっているとは……人生は訳が分かりません。
年の瀬から元日にかけては実家に帰省しておりました。
その移動の道中で家族の要望により「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメをみていたのですが、いやあ面白いね、そりゃみんな夢中になるね……と、全日本人の過半数が既に知っているようなことをつくづく思い知らされておりました。ちなみに見ていたのはクレイジーダイヤモンドを使う人が出てくるシーズンのお話です。
こういう作品をみると「あたいったらこの世につまんない小説だかなんだかわかんないものを大量にこの世の中に産み落としてしまって……ほんとバカ! 穴があったら入りたい!」と妙に卑屈な気持になったりしてしまうものですね。まあ結局、比較すること事態がおこがましいだろと気づいて開き直るしかないのですが。
せっかくのお正月なので新年の抱負めいたことを口にしたかったのに、全くどうでもよいことに行数を費やしておりました。
とりあえずカクヨムでのことや創作活動での抱負を掲げておきましょう。
・今年はインプットを最優先で(書きたい長編ネタがあるので、それを固めましょう)。
・書くときは書けそうなときのみ(他人様がバリバリ書いていらっしゃると焦る気質なので)。
・見切りで書かない(見切り発車で書き始めて地獄をみることが多々ある)。
・書くときは計画的に(簡単でもいいからプロット書いてみようね)。
・書くこと、読むことに夢中になりすぎないよう、実人生も充実させましょう。
――そんなところでしょうか。
こんなもんを読まされたところでどうすれば……となった方、すみません。何と言いますか、まあ、カクヨムの書く側に比重が寄っている人間としては少々レベルアップを意識したいなとそういう気持ちになったしだいです。
アホみたいな大長編を完結させたことから「どうやら自分には書きぬくための基礎体力と粘りはある」と気づけたのは良かったものの、「書きたいものを書きたいように書く」が先にありすぎて読み手の方の気持ちを置き去りにすることがありすぎるな、と、反省したわけでございます。
書きたいものを書きつつ、読みやすく、なるべくスタイリッシュさをめざしたいな、とそんな風に思ったのでありました。リーダビリティとはちょっと違うんですが。
言い方を変えると、百人に一人刺さればいい作風だったのを五十人に一人刺さる作風にまであげられないかな……みたいなことですね。
そんなことを考えたのも、「どうも自分は読んだ方をポカーンとさせる芸風のようだ」と身に沁みる寂しさに耐えきれない時が多々あったためです。面白いものを面白いと思ったように書いた結果が「ポカーン」じゃ寂しいじゃないか。すり寄るのは間違いだとは思うけれど、でもある程度はウケたいじゃないか……という承認欲求がうずくやらなんやら。
読み直してみると、めざすべき面白さの方向性はまちがってはいないけれど、いかんせん実力不足のネタに手を出して迷走したり、語り口に工夫や鋭意努力が足りなくてたどたどしくなっているのがみていられないとか、まぁ~……数え上げるとキリのない欠点が目に付きまして。そういうところを一つ一つ改良できたらもうちょっと満足の指数をあげられるのではないかなとそんなことを考えたわけです。
とはいえやっぱり書きたいようにしか書けない人間ではあるので、思ったようにウケなくても腐らずに……をモットーにやりたい気持ちは前年と変わりません。まあ結局、やれるようにしかやれませんね。
なんだかしまりのない、ふんわりした内容になりました。
そういや呪縛のように読んでしまう読み専さんエッセイがあります。今日のこのエッセイはあのエッセイの作者さんにしてみたらボツもボツな内容であろうなぁとボンヤリ思いながらこのエッセイを締めることに致します。
・本の話……
暮れから読んでる『おねロリチェキスト』の中巻をこれから読みます。
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