1/4 長編を完結させると頭がガタガタになるよ。
新年二回目の更新になります。
この三ヶ日を何をやっていたのかといいますと……典型的な寝正月でのんびりのびのびする以外は何もやっておりませんでした。やっていたのは特に興味のない箱根駅伝を見たり、すこし散歩をして凧揚げをしている小さいお子さんを見ることくらいでしたかね。
ストレスからアルコールを多量摂取していた旧年を反省し、松の内は禁酒を決行していた反動で、今日になってお酒を少々楽しむような始末。健康被害が怖いけれど美味しいのが恐ろしい。
小説、それも例によって例のごとく女子同士の関係を綴ったものを書きたい欲は高まっているのですが、まだ長編完結した直後のダメージ回復が完全に済んでないので、本格的に手をつけられないでいます。そんな状態で旺盛に執筆されてる方の活動を見るのはなかなか辛いし焦燥感に訴えかけるものがありますね……。その焦燥感に耐えるのも無理なく創作活動をし続けるのに重要なことなのでしょうか。
それでも今のところ発表する予定のない文章をちまちまとメモ帳に書き継いでいます。久しぶりの魔女っ子もの(深夜系)です。今回はプロットを意識した作品作りをしたいものです。
さて。
ただでさえ長編を完結させて、頭の物語を考える部位がガタガタだというのに、つい誘惑に負けてお酒を飲んでしまったのが2019年の1月4日になります。自分の意志薄弱さが恨めしい。そしてお酒は美味しい。
酒量が増えたのは旧年のことなのですが、決して溺れたりしないように吾妻ひでお『失踪日記』『アル中病棟』に再度目を通していたものでした。そんな日々で吾妻氏の訃報がとびこんできたので大変驚いたことなどを主しだします。
氏の失踪以前の作品はせいぜい「ななこSOS」ぐらいしか知らないやつで、どちらかというと『失踪日記』以降の作品になじみのある人間でしたがそれでも訃報ははやりショックでしてた。もう少しあのシリーズが読みたかった……。面白い漫画でしたよね。悲惨な現実が描かれていたのに、どこまでも楽しそうだったのが恐ろしくて面白かった。『失踪日記』刊行時は大変バカな若者でしたのであの生活にあこがれる面すらありました。本当にバカすぎて恥ずかしい。
……うーん、勢いに任せて語ってみたもののネタが尽きてしまった。やっぱり日刊には向かないスタイルですね。
勢いに任せるまま雑談を少々。
カクヨム周辺でよく言われる「読み手が少ない」という問題、自分がヨムよりカクでここにいるためか、また「なろう」の作品をあまり読まないせいか(単にあのフォーマットが読みづらいだけです。同じ作品がなろうとカクヨムで公開されていたとしたらカクヨムで読むことを選びますね)、今一つピンと来ていない面があります。
だって、カク人の大多数はヨム人でもあるんじゃないの……? 相互になると問題だけど、書く人=読む人なのはなにも問題ないどころか当たり前なんじゃ……? そんな風に考えてしまい、今イチ問題意識が持ちづらいのです。
そういう呑気な意識だからよくないのかも、と思う面も無いわけではありませんが。
このあたりのことはもっとよく考えてみたいものです。
・本の話……
角野栄子のYA、『境い目のない世界』を読みました。魔女の宅急便や幼年童話ぐらいしかしらなかった角野さんでしたが、これは怖い! なかなかにぞくっとくるヤングアダルト小説でした。
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