ダリの絵が大量に……。それにしても……。


 マナティの記事が思ったよりボリューム大になってしまったので、こちらはサクッと行きます。


 明日以降の宿の予約と観光の下調べをこの記事の後にしなきゃいけないんです。もう既に眠気があり、普段ならさくっと寝ているであろうので、思ったより忙しくなっていることが意外でした。読んで下さっていますしね。もう少し頑張ります。


 さて、一度の事故渋滞、二度の自然渋滞に巻き込まれ、予定より30分遅く着いたのは、Blue Springで調べたお昼のお店。とにかくローカル感あふれるレストランを、ということで見つけたのはPane Rusticaというベーカリーを兼ねたレストラン。

 細い道を通って、小さいモールの中にあるこの店は一見すると地味な外観でした。しかし、扉を開けてみるとびっくり。左手にはU字型のバーカウンターがあり、正面にはL字に配置されたショーケースと多くのテーブル。とても開放的でおしゃれで、活気のあるお店です。


 駐車場に立った時は、落ち着いた場所だなぁ、と思ったのですが、店内は大忙し。すでに2時だと言うのに多くの人がランチを楽しんでいました。


 席に案内されることは無く、勝手に中でオーダーして食べるスタイルみたいです。入ってすぐ30秒くらい待っていたのですが、視線を感じたのはそう言うことか。案の定、店員を呼び止めて聞いてみると先にオーダーしてくれとのことです。


 初見のお店は勝手が分からずに困ることがありますが、「習うより慣れよ」ですね。調べるより行ってみるのが一番です。


 昨日、料理名から内容が想像できないと言ったのはその通り。とにかくEntreeにあった「Shut up & eat, Don't ask」(黙って食え、聞くな)というような料理名を頼みました。


 ワクワクしながら待っていたのですが……。出てきたのがこれまた初めて食べる料理で、美味しかったんですが、表現に困る……。


 豚肉、コーン、グリーンピース、ニンニクをオリーブオイルで香ばしく炒め、そこにパンプキンのダンプリング(小麦粉の皮で包んだもの)を投入、チーズをふりかけ、パンを添えたボウル、と言う感じでしょうか。


 分からないよね。うん、僕も分からない。

 どうやったらあれが作れるのか。舌バカだから、隠し味とか分からないし。


 とにかく、美味しかったです!!(勢い)

 写真上げるの忘れてたから、いつかの機会に上げます。


 

 そこでお腹を満たした僕は、お目当てのダリ美術館に行くのです。ダリ美術館は海に面した、立地の良い場所にありました。ヤシの木が生えていて、三角形のガラスを組み合わせて、立体的かつ球面状に配置された姿は個性的。外観だけで面白いですね。

 

 正直、僕は美術にも明るくないので、ダリがどんな人なのか良く知りませんでした。ヒゲの人。というイメージしかありませんでした。


 ほら、細いヒゲがぴょーんってなっているような感じ。

 あれが僕の中のダリです。



 そして今回初めてダリの作品をまじまじと見ましたが、彼も大変だったんですね。館内では美術館の館員さんが定期的に無料で作品解説をしてくれていました。少し聞きましたが、凄い芸術家というのはやっぱり何か持っているものが違いますね。


 サルバドール・ダリ。のサルバドールというのは、ダリが生まれる前に亡くなった兄の名前だそうです。そして、ダリは自分がReplacement Child(兄の代わり)だと思って過ごしていたというのです。


 父親とも仲が良くなく、ダリの作品に描かれる人物には耳がないものがあります。この人物のモチーフは父であり、自分の意見を何も聞いてくれないことが表象されているのだと話していました。


 また、妻であるGalaとはずっと一緒であったが、彼女との体の関係は無かったかもしれない、とも言っていたような気がします。でも、彼女が彼の創作に必要だったのは間違いないとも言っていました。


「自分は天才だ」と豪語していたダリにもいろんな一面があったんですね。いや、そんな繊細で、ナーバスな人だからこそ人々を惹きつけられたのかもしれません。


 あ、ちなみに説明の大半は理解出来ていません。僕の記載を信じるかは読者にお任せします。間違いがあれば教えて下さい。僕も助かります。


 こういう時に、英語力の無さを痛感しますね。やっぱり、理解と知識というのは芸術作品でも何でも物事を楽しむための必要な土台だと思います。無くても楽しめますが、あったほうがより良い。

 勉強が楽しい、という感覚はこういう所から来ているのだといつも思います。というか、人は何のために勉強するか、というと、仕事に有利だからでも、良い大学に行くためだからでもないんですよね。


 楽しむために勉強が必要なのです。

 というよりも、楽しもうとすると自然に勉強しているのです。


 スポーツも一緒ですよ。上手くなるために理屈を理解して試してみる。そして出来るようになる。上手くなる。この過程が楽しいんです。


 体を動かすこと自体も楽しいですが、もう一歩踏み出して、出来なかったことが出来るようになる感覚。これがたまりません。だから、僕は今、スノーボードにハマっているのですね。


 世の中には僕には到底理解しきれない量の知識で溢れています。だからこそ、生きているだけで楽しかった子供時代を過ぎてしまった僕には、物事を楽しむために、これからを楽しく生きていくために、勉強が必要なのだと思いました。


 話が逸れましたが、僕はダリ美術館に行って強く思ったことが一つあります。



 


 ダリ、イケメンだな!!





 以上です。


 批判はダリにして下さい。彼がかっこいいのが悪い。というかずるい。


 

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