Jazzの街 ニューオーリンズは自由だった
今、ニューオーリンズのホステルの一角で真っ暗の中、キーボードを打ち込んでいます。タッチ音が響かないタイプのラップトップで良かったです。
この歳(28歳)になって初めてホステルと言うものに泊まりましたが、存外快適ですね。このホステルは一つの区切られた部屋に二段ベッドが四つ。計8人が入る造りになっていますが、全然気になりません。
むしろ、下着姿のような女性が部屋の中でくつろいでいるので、ぎょっとしながらも眼福でした。この国の風紀はどうなっているんだ! と日本の風紀委員会は鼻息を荒くして、何故か右手を掲げているでしょう。
「How are you doing?」と一応僕の下のベッドにいるタトゥー入りまくりの(恐らく)ティーンエイジャーに挨拶しましたが、和やかに挨拶を返してくれたので、素直な子なんだと思います。挨拶は大事ね。ピアス一杯でも印象が変わるから。
さて、ヒューストンから六時間ほど掛けて夜7時にたどり着きましたニューオーリンズ。
僕はずっと来たかったんですよ。
何故なら、Jazzの街だから。
いや、ごめんなさい。嘘つきました。
Jazz全然詳しくないです。坂道のアポロンをちょっと見て、Rasmus Faberとか聞いてるくらいで、王道どころは全然知りません。でも、来たかったんですよ。菌(キノコ)が好きになった原因である「もやしもん」という漫画にも出て来て、「絶対、一度は行ってみたい!!」と赴任前から願っていた場所でした。
結果から言いましょう。
「音楽好きのんべぇには最高の街」です。
アメリカという国は基本公共の場での飲酒は禁じられています。日本みたいにワンカップを開けて、ふらふら歩くご老体がいれば一瞬でしょっぴかれます。お酒はお店の中で。それがアメリカの基本です。
でも、ニューオーリンズのフレンチクォーター(という地区)は別。ラスベガスと同じく公共の場での歩き飲みOKです。この時点で既に嬉しいのに、有名な目抜き通りの名前はバーボンストリートですからね。こりゃ、酒好きにを落としに来てるな。と思って僕も気を付けていたんですよ。
ほら、初対面の男を落とそうとする子って基本お金目当てじゃないですか(偏見)。僕の経験上、やっぱり、男をやたら褒めたり、ボディタッチしたりする子は裏に何か秘められた想いを持っていますから。こちらのストリップで「良い事してあげる」と言われてウキウキしながらVIPルームに行った僕には分かるんです。女の子はずるい。ということが。
何だか物凄く話題がそれた気がします。なんの話でしたっけ。あぁ、吞兵衛の話でしたね。話を戻しますが、こうして大手を振って飲み歩ける場所ってアメリカは少ないんです。車社会なのでどうしても飲みづらいですし、酔いつぶれるのは「大人の恥」という考えですから。
自分の許容範囲を守って飲むのが社会人としてのマナーなので、酔いつぶれて道で寝ているなんて考えられません。断言しますが、アメリカ人の(大人の)飲み方はスマートです。日本みたいに「(大人が大人を)潰すまで飲ませる」と言うのは僕は見たことがありません。学生や友達との飲みは別でしょうけどね。
また、話が逸れた……。
明日は車を全く走らせずにニューオーリンズでもう一泊するのでもう明日でいっか。
素晴らしいニューオーリンズのお話をまた楽しみにして下さい。
本日の走行距離は大体550miles(880km)。昨日は岡山から仙台まで行きましたが、今日で仙台から北海道の小平町まで走りました。三日で鹿児島から宗谷岬の眼と鼻の先まで来たと考えると、凄い走ったなぁ、と思います。
今日は初めて夜のフリーウェイを走りましたが、こんな時は宇多田ヒカルのTravelingや、Awesome City Clubのネオンチェイサー、きのこ帝国のクロノスタシスとかが似合いますね。流れてきた時、めちゃくちゃテンションが上がりました。くるりのワールズエンドスーパーノヴァとかも良いね。
もう1時なのでもう寝ます。
また明日。おやすみなさい。
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