登場人物紹介

登場人物の紹介です。


篠森 祐司 しのもり ゆうじ

 幼少の頃、夏祭りの夜に崖から落ちて大怪我を負う。打ち上げ花火をみよう、と幼馴染の相楽千佳に誘われた結果だった。千佳にトラウマを抱えさせてしまったことにやりきれない思いを抱えている。

 千佳から「祐司さん」と呼ばれていることから、自然と周りの男友達からも「祐司」と名前で呼ばれるようになった。たんに「しのもり」より「ゆうじ」の方が呼びやすいからなのかもしれない。

相手の呼称

 千佳 須藤 小湊さん ゲンジさん


相楽 千佳 さがら ちか

 祐司の手を引いて野山を駆け回るほど快活な少女だった。が、小学二年の夏祭り、祐司が事故に遭ったことから千佳の性格は一変した。その日も千佳が手を引いていた。花火をいい場所から見たかった。夜の山に分け入り高台に着くが、祐司が崖から落ちてしまい……。罪悪感に圧し潰された千佳は発狂し、正気を取り戻して以降、なによりも祐司を優先したがるようになった。

 特に祐司の健康、体調面については気を配っているようで、料理の腕はいつの間にか上達し、その辺りの店で食べるメシよりも美味しい。

相手の呼称

 祐司さん 須藤くん 小湊さん ゲンジさん


須藤 拓海 すどう たくみ

 小湊律に告白するも、断られたと勝手に誤解して玉砕。

相手の呼称

 祐司 相楽さん 小湊さん 団長、団長さん


小湊 律 こみなと りつ

 須藤にもう一度告白させることを目的に、祐司に協力を願おうとした。が、思わず祐司の黒歴史を手に入れた結果、仲介を脅す形になっていた。

相手の呼称

 祐司、篠森君 相楽さん (須藤に対し)おい、アイツ、お前 団長、団長さん 


和久井 ゲンジ わくい げんじ

 青年団団長。夏祭りの主催者であり、祐司が崖から落ちたときもいちはやく祐司の元へ駆けつけ、救急車などの手配などすべて担った。今年こそはと打ち上げ花火の復活を狙っている。

相手の呼称

 祐坊 嬢ちゃん (須藤、小湊に対し)祐坊の連れ、若いの、須藤小湊(たっちゃんりっちゃん)


―――――――――――


四谷 よつや

 青年団団員。来る夏祭りにむけて和太鼓の練習に励んでいる。また、夏祭り当日の青年団員の割り振りを担当している。

相手の呼称

 篠森君 相楽さん 小湊さん 須藤君 団長


 

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