一人称視点で物語は進みます。世界観、宗教観が完成されていて、それが閉塞感を際立たせています。救いと呪いが同じものだという矛盾が生み出す、切羽詰まった雰囲気が途中で読むのを止めさせません。ぜひ、ご一読を。