第4話


 健治がマークIに乗り込んで早6時間、いまだに健治はハイテンションだった。


 「ヒャッハー!!戦車まじぱねえ!!」


 『···あの···そろそろ疲れたのですが···』


「···あっ俺としたことが···戦車に浮かれすぎちまったぜ···」


 ⦅···うかれすぎなんてものじゃないでしょう···⦆

 

 健治のハイテンションについていけず、くたくたに疲れている戦車兵達。


 「そーいや聞いてなかったけど名前は?」


 「大英帝国陸軍戦車兵、師団長兼車長兼補佐のマークです。」


 「同じく、右砲手のカールです。」


 「左砲手のグレンです。」

 

 「変速手のデリックです。」

 

 「操縦手のクリスです。」

 

 「えっ大佐!?師団長!?」


 「長官が召喚なされたのは私達戦車師団の隊長車のメンバーです。」


 「ほうほう、だったら一個師団呼び出すからここら辺の調査してきて。」


 ···PONPONPON!!!!!


 『よろしくお願いいたします!長官!』


 そこには海岸を埋め尽くすほどの戦車兵達がいた。

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