第3話

 

 健治はマークIに見とれてはや1時間。


 「はっ!しまった!俺としたことが!」


 世界初の戦車に興奮しすぎたようだ。


 「でもこれ1人じゃ動かすの無理だな。」


 ···などと人員召喚チート持ちが申しております。


 「あっ!人員召喚あったじゃん!」


 ···ようやく思い出したようです。


 「えーっと、人員召喚人員召喚っと··· 

 あったこれや!」


 ···PON!


 『よろしくお願いいたします!長官!』


 そこには健治が召喚したイギリス戦車兵5人がいた。


 「えーっとこれ、動かせる?」


 『···マークIですか。』


 「えーっと無理そう?」


 『もちろんできます!』


 健治とイギリス戦車兵達はマークIに乗り込む。


    グオオオオオ


 世界初の戦車がけたたましい音をたて、森林のなかを進んでいく。


 「うおおー!!スゲー!!ヤベー!!サイコー!!」


 この物語始まって以来のハイテンションの健治である。

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