B車とT車

 「T車(タクシー)」の元ネタは北海道弁の「とんしゃ」である。


 古い北海道弁では、タクシーのことを「とんしゃ」と呼んだらしい。この「とん」は一トンなどの「T」から来ているとも言われていて、つまり「T車」である。


 B車(バス)については冗談ついでに作っただけなので実在しないが、アイディア元になったのは中国語の「B超(超音波)」かもしれない。


 中国語にはアルファベットと漢字が混じった単語がたまにある(「AA制 割り勘」や「T恤 Tシャツ」など)のだが、その見た目のなんとも言えないアンバランスさが面白かったので奈津崎弁にとり入れてみた。

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