面白かったです。
そして、大切なことが書かれているなと感銘を受けました。
たしかに比較文化論って、対象の2つを比べて優劣を付けがちかも。
比較文化のみならず、歴史学全般でもいえることかもしれません。もしかしたら他のことも…。
でも、類似点と相違点からそれぞれの特徴を知ること。
これが学びの本質だと、あらためて教えてもらった思いです。
ありがとうございます(*‘ω‘ *)
作者からの返信
コダーマさま、いつも、お読みくださり、ありがとうございます
自分と異なる物や他者を、瞬発的に「違う」と指摘しがちで
それこそ「違う」だろ、という思いが執筆の動機になっています
様々な価値観の<違い>を認め合うことこそが大切だと、比較文化のついて考察するたびに深く肝に命じています
先生、ジャポニスムなんですね。
どの講義もとても興味深く読ませていただきました。
作者からの返信
「isme」は、フランス語では「イスム」です。
「s」って、母音と母音で挟まれた場合だけ「ズ」と濁音化します
「japonisme」は仏発の概念なので、濁らないのが正確なようです
じゃぽにずむ、ではなくジャポニスムなのですね。勉強になります。フランス語はとんとダメなので賢くなりました。そういえばとこかでジャポニズムという単語をずいぶん聞いた記憶がありますね。
作者からの返信
郭隗の馬の骨さま、いつも、お読みくださりありがとうございます
英語系だと「~主義」を「~イズム」と言って
そこから「ジャポニ<ズ>ム」になっていて、これが流通しているようですが
「~主義」は、仏語だと「~イスム」と濁音化しません
欧米文化の中に折り込まれた日本の独自性とう概念は、フランス語由来という事もあり、日仏比較文化論のような<研究>の領域の場合
語源を尊重して、濁らせず、<ジャポニスム>になっているようです
隠井先生、こんばんは。
ジャポニスムは知っていましたが、ジャポネズリーについて知る機会が得られて嬉しく思っています。
日本美術ののエッセンスを散りばめた欧米の絵はとても興味があったのですが、そうかあれはジャポネズリーと言うのかあ、と。
<比較>に関しては本当におっしゃる通り、類似点と相違点を浮き彫りにする事であるべきですよね。
<比較>と聞いて優劣をつけてしまいがちなのは、中学校の英語などで、<比較>の文章を『AはBより〜だ』みたいな文章で習ったりすることでの、ちょっとした先入観もあるのかも、なんて思ってしまいました。
作者からの返信
蒼翠琥珀さま、コメントありがとうございます
more;lessは 優勢、劣勢比較は、優劣を表現する用法なので、あれを<比較>だと思ってしまうと、比較をマウントの取り合いだと思ってしまいますよね