第6話

 ケーキを買って帰った僕と冬華姉は予想もつかない事になった。

 玄関を空けて「ただいまー」と2人で言うと……

 春香と夏海が玄関で待っていた。

「2人でどこいってたの?」と春香が口を膨らませながら追求してくる!

 「これは怒ってるよね?」と冬華姉とアイコンタクトを取っていた。

 逆に夏海は白い目で見ていた。無言の圧がすごい……

 少し間を置いてから冬華姉が「ちょっと買い物に……」と言った。

 それからすぐに僕が「ケーキ買ってきたんだ」と言った。

 すると2人の顔はニヤケ始めた。甘いものには目がない夏海と春香で助かった。


 それからは4人で仲良く夕飯を作ったり映画を観たりした。ちなみに夕飯は唐揚げでとても美味しかった。映画はと言うと……

 夏海の好きなホラー映画を見た。

 お風呂に入って寝るという所で春香が「1人で入れない〜」と言い始めた。

 さっき観たホラー映画のせいだろうと思った。まあそれのせいなんだが……

 結局夏海と春香が一緒に入った。

 冬華姉と僕は1人で入り解決はした。

 後はそれぞれ部屋に行った。僕はベッドに入り寝ようと思ったとこで気がついたのだ。

 明日の学校の準備と宿題をやってなかった事に。結局眠ったのは12時過ぎてからだった。

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