第4話

 1人の男の人と目が合った。僕はその人が誰か一瞬で分かった。

 クラスメイトで幼馴染みの長谷川俊だった。

 これは終わったと思った。俊は口が軽くペラペラと周りにすぐに話すやつだからだ。

 基本的には休日に合わないようにしている。

 別に俊が嫌いな訳でもない。むしろ良い奴だ。口さえ軽くなければ……笑

 自分が思ってた展開にはならなかった。

 俊はすぐにどこかに行ってしまった。首を傾げていた。

「どうしたの?」と冬華姉が聞いてきたが

 僕は「なんでもないよ!」と答えた。

「じゃあ早く服買いに行こ」と冬華姉が言うので付いていった。

 なんだかんだでもう3時を超えていた。

 帰ろうと言うと、

 冬華姉が「あと1つだけ周りたいとこが……」と言うので付いて言った先は……

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