怪我人のため戦力として期待できない主人公に、立夏ちゃんが背負ってもらうのは理にかなっていますよね。
非常時でもさり気なく(?)自らの要望を添える、彼女のクレバーな所に痺れます。
流石はメンバーの中で一番の切れ者!
ですがよくよく考えたら、トゥクヴァルスの時に寝ぼけて添い寝した件や、先の腹枕の件。
これって全部計算ずくの行為? 気が付いたら外堀りを埋めて、主人公という本丸に迫る……なんて恐ろしい子!?
その一方で、好意が駄々洩れでツンデレな華瑠亜は、見ていて微笑ましいくらい可愛いです。
けれども一番ヒロインしているのは……立夏ちゃん?
あと紅来は紅来で、飄々としているためイマイチ本音が見えてこないですよね。華瑠亜に遠慮しているっぽい気もしますが。
読み手が焦れるような絶妙なキャラの距離感が秀逸ですね。これからの展開がとても楽しみになりました。
作者からの返信
わわ、すごく丁寧に分析していただいて、ありがとうございます♪
正直、何十万字という作品になると、自分でも設定だけ考えてそのあとどうなるかは見切り発車……的な書き方になるので、どのヒロインルートになるかは分かってないんですよね。
なので、各段階ごとに、ヒロイン分析していただけるのは作者冥利につきます!
立夏のあれは、チームの戦力を考えて冷静な判断を……というよりは、単純に自分が負ぶってもらいたい人を選んだだけでしょう(笑)
ただ、それがチームを危険に曝すような選択であれば我侭は言わないというのは、彼女の性格的に十分ありえると思います。
華瑠亜に関しては分析するまでもなく……という感じですが(笑)、彼女は自分自身でも自分の感情が恋であることに気づいていません。あと、鈍感主人公の紬くんも(笑)
そんなアホな!という感じですが、この手のキャスティングのお約束とでも思っていただけると助かります^^;
紅来は、掴みどころのないキャラとして書いているので、そう感じて頂けたなら幸いです。
立ち位置的に、はっきりと紬にベクトルが向いているわけでもなく、笑いが取れて、物知りで、使えるスキルも多くて、戦闘もそれなりに強い……とまあ、作者的には本当に助かるヒロインです。
紬くんの正妻争いに加われるかどうかは分かりませんが、もしわたしがパートナーに選ぶなら彼女のような気がしますw
詳しく分析していただいたので、嬉しくてついつい語りにも熱が入ってしまいました^^;
ご負担にならない範囲でまた、読み進めて頂けましたら幸いです☆
好きな人の為なら、女の子はどこまでだって「本当の力」が出せるの(直喩)
しかしツンデレであるがゆえにツンでしまう危険がとても危ないあの子は、もそっと素直になり給え、と心の中のゴーストが囁いております。
素直に甘えられるタイプって、ツンデレのもっとも苦手とするタイプですよね、立夏の場合計算入ってるでしょうが(笑)
ただ、鈍感主人公に対して、自分の得意な方に誘導できる子って、すっごいアドバンテージ握れる気がします。
……あれ?華瑠亞不利じゃないかな……?
作者からの返信
立夏は、表情がほとんど変わらないので本心が分かり辛い印象がありますけど、行動的にはけっこう素直に愛情表現してるんですよねw
一方華瑠亜は典型的なツンデレヒロインなので、ほんと進展しないですね^^;
ちょくちょくいろんな場面に顔を出すわりには、二人でじっくりというシーンが少ないのも不利な要因。
今のところ、オアラ洞窟に入る前の林道でのやりとりが唯一のツーショットシーンになるでしょうか。
本人が紬への矢印を自覚していればまただいぶ違うのでしょうけど、あれだけ分かりやすいくせに、自分で自分の気持ちに気付いてないんです!w
一つ名誉のために書いておくと、立夏も、計算と言うのはほとんどないと思います。マイペースに我が道をいくタイプかな。
いろいろ周りを気にして計算しているのは、ダークホースの初美(笑)
今回も、沢山読み進めていただきありがとうございます♪
ヒロイン考察も、丁寧に読んでいただけてるのが伝わってきて励みになります☆
また、お時間がございましたら、続きも読んでいただけたら嬉しいです^^