第35話 上狛水音

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「どんどん増えていくわ、なんて数、凄い……」

「関心している場合じゃないよ千佳せんか

「わ、分かってるわよ!」


 乳飲み子を含めた五人が、逃げるべく車に乗り込んだところで山肌に湧き出すように現れた野火はすでに星を散りばめたくらいにその数を増していた。

 あれがすべて妖であるとするならばこれはもう部隊といって差し支えがない。

 優佳は勿論のこと、和男にしても千佳にしてもこのように徒党を組む敵と戦った経験など無い。それ程の危機が迫っていた。



「行くよ!」


 タイヤが強い摩擦で起こす焦げた匂いを散らして車が急発進をした。

 その車の動きに合わせ、無数の野火も追ってくるように動き出す。

 黒い山の中を走る野火が徐々に車の走る方向に合わせるように集団を成していく。

 妖どもの様子はまるで蛍が群を成して飛ぶかのように美しかったのだが、このようなの妖の群れを眼前に捉えておいてそのような悠長なことも言ってはいられない。


 ルームミラーを覗くと山肌から一匹の野孤が飛び出してくるのが見えた。


「義兄様、後ろからも来ます! 一匹、二匹、いや三匹……早い!」

「くっ! やるじゃないか」


 ハンドルを切りながらチラリと目線だけを走らせて和男がいった。


 峠のカーブを猛スピードで曲がる車のタイヤは悲鳴を上げっぱなしであった。

 追ってくる鬼と野孤やこの群れは早い。間もなく足の速い鬼と野孤が追い付いてきて、車と並走するように走り出した。

 運転席の真横で並走する一匹の野孤の顔見て和男が口角を真横に広げニヤと笑うと、野孤もそれに応えてニヤと笑い返す。


 モータリゼーションと妖者の競争が始まった。和男がアクセルを強く踏み込んだ。

 車内での会話もままならぬほどに爆発力を増したエンジンが唸りを上げる。

 妖に幅を寄せて威嚇しながら疾走する車。和男の運転は、巧みにコース取りを行いそのスピードは時に緩まり時に急ぐ。

 緩急自在に妖を翻弄するその腕前はもはや陰陽師のそれではない。

 和男の運転はいつしかマニアの域を超えていた。

 そんな和男の走りに妖どもも負けじと器用な走行を見せる。

 タタタタタ! と運びが見えぬほどに動く足は残像しか見せぬように早い。

 速さなら負けぬと言わぬばかりに走る妖は胸を張り腕も足と併せて規則正しい動きを見せていた。

 溶けて流れる景色の中にあって、走る野孤のフォームはまるで一流の陸上選手のように美しかった。


 車が急カーブに突っ込んだ。

 和男は素早くも華麗にアクセルとブレーキを捌いてドリフトを決める。鮮やかにカーブを曲がっていく。すると野孤の方も車の動きに合わせるようにして目一杯に体を傾けて並走をした。

 和男と妖どもとの競演は、マニアが見れば垂涎の見世物のように美しかった。だが今もまたそんなことを言っている場合ではない。それにこのような和男の運転は同乗者にはたまったものではない。

 水音はキャッキャと喜んでいたが、千佳の顔は色を失い青ざめていた。優佳は後部座席でひたすら唯の乗るチャイルドシートにしがみ付いていた。


「あ、あなた! 遊んでいる場合ではないのですよ!」


 千佳が堪らずに悲鳴にも似た甲高い声で苦情を訴える。


「あ、ごめん、ごめん千佳。つい、ついね。でもね、ほらもうすぐ頂上だから下りになればもう少しスピードも上げられると思うから」

「――あなた……」



 峠の頂上が見え始めたところで横を走る妖どもの雰囲気が変わった。

 遊びはもう終わりだといわぬばかりに次の行動に移る。並走するように走っていた鬼の一匹が車窓に向けて手を突っ込むように拳を繰り出してきた。

 鬼の拳は飴細工を砕くように易々と窓ガラスを突き破った。


「水音!」

「心配はご無用です、父上」


 父の運転に興奮状態の水音は鬼の拳をひょいと避けるとその拳を腕ごと凍らせて砕いた。


「おお、やるじゃないか!」

「なんの、これくらいは楽々でございますよ父上!」

「そうか、そうか、流石は我が娘だ! あはははは!」

「そうでございますね父上! あはははは!」


 余裕を見せる親子。だが車内に父と娘の大きな笑い声が響いた直後、走る車は天井に衝撃を受ける。


「あ、あなた!」


 二人の笑い声を制止するように千佳が注意を促した。


「どうやら野孤が一匹、屋根に取り付いたようですね父上」

「さて、では如何いたしましょうか、水音殿」

「うむ……そうでございますな……」

「二人とも、軽口はそこまでにしなさい! 敵が攻撃してきた以上は逃げてばかりもおられません。こっちも打って出ますよ!」


 調子に乗るなと窘めると千佳はシートを倒して仰向けに天井を見た。

 千佳が両手で印を結んで呪を唱え始める。


「みんな目を閉じなさい! いきますよ!」


 気合いと共に千佳が両手を天井に向ける。瞬間、その両手から赤い炎がほとばしった。

 一瞬の熱気と光から我が子を庇った優佳は、今度は強い寒風に晒された。

 吹き込む強風に乱れる髪をかき分け恐る恐る天井を見上げれば車の屋根が正方形に消し飛んでいてそこから星空が流れていくのが見えた。

 千佳の一撃により野孤が消滅したことは言うまでもない。


「……馬鹿げている。なんて無茶苦茶なのこの親子は」


 呆気に取られてしまった優佳のそれは率直な感想だったが、我が子の未来を思えばこの馬鹿げた親子の存在は有り難くも頼もしい。

 敵はついに我が子に手出しを始めた。ならばこの先にもどのような苦難が待ち受けているのか分からない。戦力は強くて大きいに越したことはない。

 差し当たってのこの難局にしても、このように絶大な力を見せる姉夫婦とその子供、それに自分の力も併せて考えれば然程さほどのことでもないような気がしてくる。



 車は下り坂に入り更に加速した。

 千佳は穴の開いた天井から上半身を乗り出して呪を放ち次々と敵を燃やした。娘の水音も器用に車内を動き回り窓の外の妖へ氷の刃を飛ばして滅していく。

 気が付けば鬼も野孤も段々とその数を減らしていた。

 このままいけば助かる。優佳の心は少しずつ安堵の気持ちを増していった。


「あと少し、あと少しですわ、あなた」


 千佳の声がエンジンの高鳴りと吹き抜ける強風の中に聞こえた。


「……いや、どうもそう上手くはいかないようだね」


 あと少しという千佳の声にホッとしかけた優佳であったが、その姉に答える和男の声は緊張を伴うものであった。

 今度は何だと優佳は和男の視線の先に目を向ける。


「あれはちょっと不味いな……」


 和男のつぶやきを耳にしながら、優佳は右手で軽く印を組んで目を閉じた。行く手の気配を察する。脳裏に浮かぶ景色。峠の上から下を見下ろして先へ先へと意識を向けると、行く手に鬼と野孤の集団が塊を成して道を塞いでいる様子が感じ取れた。


「この数、なんて数なの……。いまの倍、いや三倍、違う、そんなもんじゃない……馬鹿な!」


 千佳も同じように敵の集団を感じ取ったようだ。


「まさに百鬼夜行ってか、ったく、なんだよそれ」


 和男の声色にはやや焦りの色が混じっていた。それはそうだと納得する。

 これから対峙しようとする敵の数は部隊という表現では小さすぎる。

 目視が出来ているわけではないが、先程まで相手をしてきた数十程度とは比べるべくもなく、敵の総数はざっと見積もっても千は超えそうで、それはもはや軍勢といってもよいくらいの規模だった。


 これまでは動く車から敵を相手にしていたので一度に対にする敵の数はおのずと少数になっていた。だが車を止められてしまえばこのわずかな戦力で大集団を相手に戦うことを余儀なくされる。

 水音も含めて自分達の個々の能力が如何に敵を上回っていたとしても数で押されればどうなるか分かったものではない。

 危惧はそればかりでは無い。唯の奪取に際してこれだけの軍勢を用意していたということは敵も予め事が容易ではないだろうと測っていたことになる。この先に待ち受ける圧倒的な戦力を前にして敵の執念に戦慄を覚えた。



 優佳は寒さと強風の中にあって手に汗を感じた。


 ――緊張しているのか、私は……。

 これ程の緊張をこれまでに味わったことはなかった。

 自分はかつて上狛で並ぶ者なしとまで言われた陰陽師であった。死することにどれ程の悲哀も感じなかったはずだ。そんな自分が多勢に無勢とはえ敵を前にして緊張を強いられるなど……。

 束の間、己の弱体化に困惑する。それでも力の衰えなどは感じなかった。

 この気持ちは何故のことなのか……。他家に嫁いで一族から離れてしまったからなのか……。様々と思いを巡らせる。そこでふと娘の顔か頭の中に浮かんできた。


「……そうか」


 優佳は抱く緊張と恐怖が、子供を守ろうとする母親ゆえの心情であることに気付く。一旦そのようなことに気付いてしまえば子供を守ると決意した心の中に焦る気持ちが湯水のようにあふれ出して止めることが出来なくなった。


「くっ……」


 優佳は唇を噛んだ。


 ――鬼姫討伐……。

 水音が口にしたその言葉が頭に浮かんだ。

 これまでも陰陽師として複数の敵と対峙してきたことはあったが、これほどの数の軍勢を見ることなどなかった。闇に住まう魑魅魍魎の類が、それも鬼と野孤という異種が徒党を組み軍勢を仕立てるなどということも古い伝承や絵巻の中で見聞きしたくらいで実感としては持ちえていない。その特異なことが今、優佳の目の前に現実として現れた。


「これが戦というものか。私達は既に古の戦場に足を踏み入れているという事なのか……」


 チャイルドシートの中で泣きもせずじっと耐えている我が子の顔を見た。

 これだけの騒ぎの中でも娘の唯は落ち着きを見せている。

 これも娘の中にある鬼姫のなせることなのか。一瞬ではあるが胸の中に不吉を過らせてしまった。


 ――違う! 私の娘は決して鬼姫などというよこしまなものではない!


 不吉な妄想を振り払うように優佳は強く首を振った。


 次々と起こる震駭しんがいするような出来事がつい先程まで勝機を見出していたのとは真逆の心境に突き落とす。


 自分達の力を持ってすれば、負けることなどありえない。

 とはいえ実際に大軍の鬼と野孤を相手にするとなれば、いったい一人で何匹の敵を倒せばいいのか見当もつかない。

 焦燥……。この期に及ぶと唯を守っていけると漠然とでも期待を持ってしまった自身が恨めしい。

 車は成す術もなく妖の軍勢に近づいていく。死線まで残された時は少なく、もう一刻の猶予もない。


「どうする……これだけの数だ、どうする……どうすればいい、何が出来る」

 車中に呟きだけが空しく漏れる。

 必死に手立てを考えようとするが、迫りくる大軍を思うと気持ちはすぐに観念しようとしてしまう。無理だ。あれだけの数の敵を全て打ち滅ぼす妙案などない。

 もう手立てはないのだと思考は停止をしようとした。


 ――ダメなの……ここで終わりなの……。


 諦めという文字が心に浮かんでいた。愛娘を守ってやれなかった無念と悔恨が胸を締め付けはじめた。

 悔しさに涙腺を緩め救いを求めるように姉と義兄の方を見たが二人とも何かを必死に考えようとしている様子ではあったが言葉は出てこないようである。優佳は窮した。


 そんな優佳の耳に子供の溜め息が届く。


「やれやれ、金色こんじきの巫女の母御にしてはちと情けないのではないかの?」


 見ると水音が悪戯な眼差しで微笑んでいた。


「金色? ……金色の巫女?」

「知らぬのか?」

「え?」

「鬼姫という事は知っておるのに、金色の巫女の事は知らぬのか、まったく困ったものじゃの」

「あ、え? なに? 水音ちゃん、えっと……それは……」

「まぁよい。終わったら話してやる。さてと母上」


 水音が母を呼ぶと、優佳に対する水音の言葉に虚を突かれていた千佳がハッとして娘の顔を見返した。


「え、えっと何かしら、水音」

「前の座席にてわしを抱っこして支えて欲しいのじゃ」

「あ、え、ええ、それは構わないけど、でも、でもそれであなたは何を――」

「敵を除くのじゃろ。それをわしがやると申しておりますのじゃ」

「申しております? のじゃ? 敵を除く? ……」

「ほれ、母上、早くせねば。すぐ先にもう敵が見えてきましたぞ」


 娘が何を言っているのか千佳はうまく受け止められていないようであったが、水音はその母の様子を無視して前の座席に移っていった。

 水音は穴の開いた天井からひょいと顔を出すと。再び母に声を掛けもう少し持ち上げるようにと頼んだ。


「さてと」


 ではといった感じで軽く言葉を吐いた小さな体から強大な気が発せられると、強い風に煽られる水音の髪の色がライトブルーに輝き始めた。

 水音は呪を唱えることも無くサッと右手を天に翳した。

 早々に上空でゴウと音が鳴ると水音の頭上に渦を巻くようにして水気が集まり出す。瞬く間に集められた水気が先の尖った氷柱へと変化していく。優佳は己の目を疑った。


「ふむ。これくらいでよいかの」


 いうと水音はチラリと上を見て、我が身と併走する鋭利な武器を確認した。

 そんな水音の仕草に釣られて水音の両親も首を上げる。

 二人とも車の上空に走る数多煌めく氷柱に目を奪われていた。父母は驚くことも忘れただ口を開けたままで感嘆すらも出せないようだった。

 大人達は言葉を失っていた。沈黙の車内には無機質な風の音だけが聞こえていた。暫くしてからようやく千佳が虚を語るように言葉を絞り出す。


「え? なにこれ水音。あなた、これ、なにこれ。へえ、にして、もの凄いわね……」

「なに、これくらいは、未熟なわしでも雑作もないことじゃ。それでは父上、父上はこのままあの鬼と野孤の群れに真っすぐに突っ込んでくだされ」

「了解しましたよ! 水音殿!」


 尋常ではない娘の力を目の当たりにして驚きを見せた和男だがそこは筆頭陰陽師である。すぐに正気を取り戻しいつもの調子で娘に返事をした。

 一人だけ現実感を取り戻す事に遅れた優佳は流石は肝が据わっていると和男に妙な感慨を抱いた。


「では、参るかの!」


 鬼と野孤の群れが目前に迫ってきた。車は一直線にその群れに突入する。

 その群れに向かって水音は、右手は持ち上げたままで今度は空いていた左手を前方に突き出し「えいっ」と可愛らしい声を出した。

 右手の上空に待機し車と共に走る氷柱はまだ動かない。

 しかし左手の動きを追うと、地平線を撫でるよう滑っていく手の動きに合わせるように地面の下から鋭利な氷の槍が次々突き出していく。

 それは瞬きを一つするくらいの時間であった。

 前触れもなく地面から突き出した氷の槍は鬼と野孤の群れのほぼ全域を捉えた。串刺しにされた鬼と野孤は貫かれた途端に氷の彫像と化して砕け散った。

 目の前にひしめいていた妖の軍勢を瞬時に消し去るという水音の力は優佳の思考の範疇を遥か超えていた。


 難を逃れた妖達は何が起こったのかを理解する間もなく呆然と立ち尽くしていたのだが、車が自分達の横をすり抜けていくのを見ると、我に返り怒気を強め狂気を発して再び車を追い始めた。


「仕上げじゃ」


 チラリとルームミラーに目をやった水音は、後方に残った妖の群れが塊になっているのを確認すると、眼光鋭く前を見据えたまま振り向きもせずに追ってくる妖どもに向けて氷柱を降らせた。

 氷柱は一度高く上昇すると豪雨のように妖の群れに降り注いだ。水音は一匹の妖も打ち漏らすことなく見事に敵を殲滅してみせた。



 車が止まる。


「いやはや、ここまでやるとは。我が子のことながらこれは驚くばかりだ」


 静まり返った辺りの様子を見渡して、和男が独り言のように呟いた。

 幼い水音が放った桁外れの陰陽術により辺りにはむせる程の水気が満ちていた。

 その水気が春の夜の冷気によって霧へと変わる。

 ことの始終を目の当たりにした優佳は言葉を失っていた。

 水音が生まれた時に、この子は次元が違うと確かに感じた優佳であったが、これ程の攻撃を繰り出す呪力が果たして人の中に収まるものなのだろうかと思えば、この子は本当に人なのかという疑念すら心に浮かぶ。目撃したことが到底人の業とは思えない。それはもはや神の領域の事のようにさえ思えた。

 優佳は水音という器の底知れなさに敬服の念を持つとともに畏れを抱いた。


「これはもう水の巫女の再来などというものではない……」


 この神憑りの力はそのような安物の言葉を越えて伝説の巫女の力そのものなのではないのか。



「水音! 水音!」


 ハッとして前を見ると娘の名を強く呼ぶ母親の焦燥が聞こえた。

 その声に驚き前の座席に目をやると千佳の腕の中で苦悶の表情を浮かべる水音が見えた。

 だらりと腕を垂らし額に汗を浮かべた水音は脱力したまま動けない様子であった。


「……は、母上、大丈夫でございますよ。加減が分からずに少々力を出し過ぎました。へへへ……」


 心配をかけまいとして笑顔を見せてはいたが、その目は虚ろで視線は空を彷徨っている。気丈に振る舞って見せた水音だが、土色に変わった顔色と紫の唇が見えている以上に激しい消耗をしたのだということを伝えていた。


「ごめんなさい、ごめんなさい水音、私達は――」

「は、母上、なにをおっしゃいますか……これは水音が……少々張り切り過ぎたせいでございます……そ、それよりも……それよりも早く、どうか一刻も早く真中へ……」


 消え入るように言葉を残し水音は気を失うように眠ってしまった。


「千佳、急ごう。とりあえずは辺りに妖の気配はない。だが水音は急いでこの場から離れて真中へ行けといった。まだ何が起こるか分からない」

「ええ」


 上狛水音の想像を絶する力によりどうやら窮地を脱したようではある。

 水音は軍勢を殲滅したことにより過度の消耗を余儀なくされ水気の気脈を完全に閉じて気を失ってしまった。

 真中の社まではもう目と鼻の先くらいまで近づけたはずだと思えば多少の安堵感はあったのだが、あれ程の敵だ、これで終わりと考えるのは甘い考えであろう。水音と我が子の安全を考えれば立ち止まってのんびりとしている場合ではない。優佳は己に気を緩めることを許さず強く前を向いた。

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