コメント失礼致します。
優しい語り口で、とても引き込まれました。
SF、なんですけどどこかファンタジーチックな所も感じられて、そこにまた言葉では表せない魅力を感じて、一気に読んでしまいました。
人の意識については作中のイヴと同じように考えた事があります。例え意識のデータを保存したからといって、それは今ここにいる「自分自身」のコピーであって、自身そのものではないんだろうな、と……。
愛するもののオンリーワンでありたいっていうのも共感できる心境だと思います。
でも、愛するものと共にいたいと願ったであろうアダムの心境を思うと、その行動にもまた共感できて、なんか少し複雑な気持ちになります(ここまで解釈が違ってしまっていたらすみません)。
まだまだ発見できることはあると思いますので、もう一度読み返してみようと思っております。
作者からの返信
次郎マコト様、コメントありがとうございます♪「優しい語り口」を意識しつつ書いてましたので、そう言って下さり嬉しいです😂
アダムとイヴは愛し合っていたものの、やはり生と死の垣根は大きかったのだろうなと思うのです。
作者としても、どちらが正しいというわけではないよね、と今では感じています。
改めて、感謝感謝です(。ノuωu)ノ♪
こんばんは、今自分が夢見ていることと被って一気に読んでしまいました。僕は物理専攻の大学生で恥ずかしくてまだ誰にも言っていませんが人間を光の巨人に"進化"させよう考えています。この作品にも人間の意識について書かれていますが、物理も"物"を別の物で説明し続けていくと最終的には個人の意識を定式化しないといけなくなるらしいです。意識を定式化して操れるようになれば…と色々考えていたのでとても参考になる作品でした!!
有難う御座います。これからも頑張ってください!
作者からの返信
応援ありがとうございます(。uωu)♪
意識や脳の関係については以前から興味がありましたので、取り替えることが出来たら面白いだろうな、という発想から今回書いてみました。
そのうち、別の誰かの意識や人格を別の肉体にインストールする、なんてことが起きたら面白そうですよね。
改めて、感謝感謝です(´・ω・)(´_ _)ペコリ♪
アダム=土
イヴ=生命
土が無ければ生命は存在できぬという聖書の解釈に、だが生命が世界を拒絶すれば生まれ得ぬという解釈をプラスされ、女性の人権を宗教から守ったような物語だと解釈しました。
蛇=ルシフェルは善悪の知識の実をもたらした存在。
イヴは善悪の判断ができるようになり、禁忌を回避したのでしょう。
聖書とは違う、神のいない楽園で、2人は200年以上過ごす。本当のハッピーエンドのような気がします。
ただ、意識世界を超えてきたルシフェルは、現世に降り立ち何をするのか。もしかしたら今を生きる人間に善悪の知識を教えるだけなのかも知れないし、進み過ぎた科学を呪って壊し尽くすのかも知れないですね。妄想が捗ります。
これはクローンが生まれることへの警鐘に見えますが、逆に我々人間が当然に生まれてくることへの疑問にも思えますね。我々は生まれた後で生まれた意味を考え、きっと生まれてきて良かったんだと納得しようとする。しかし本当にそうか? 我々がもしもこのイヴのように、生まれる前に善悪の知識を得ていたら、生まれなかったのではないか? そう問われているようにも感じました。
私は実は、楽園追放は神の意思ではなく、人間が善悪の知識を備えたがゆえに自らの意思で離れたのではないかと考えています。何も考えることなく自堕落に生きる……って、麻薬をやりながらニートをするようなものですから。このままここに居てはいけないと感じた2人が、不毛の地へ労働を求めて行ってもおかしくは無いと思うわけです。
ですからイヴはそそのかされたのではなく、これが真実だと確信してアダムに目を覚せと訴えかけたんじゃあないかなあと。
この物語は、まさしく私の解釈に当てはまっていて、シンパシーを抱きました。
ただ、最後に抜け殻を残すことで、綺麗事では終わらないようにも思えます。「もうちょっと考えてみて」と言われているようで、思考停止を良しとしない作者の粋な計らいなのだと思いました。
しかし抜け殻ということは、成長をしたんですよね。
すると、世界はアップデートされるのかも知れないですね。
長文失礼しました。&的外れなことばかり言ってたら申し訳ないです。
作者からの返信
イヴがアダムと初めて言い争ったな、と思うシーンを何となく気に入ってたのですが、「女性の人権」という解釈をお聞きして、「あ、そういうことかも知れない」と合点が行った気分です。
蛇が現れたことでイヴに善悪の判断が生まれる、とは本当にそうなのですね。彼女はよくわからないながらに、世界と対峙しようとし始める・・・
その蛇はこれから何をしようとするのか・・・作者も成り行きが気になります(。•ㅅ•。)?
生まれることの自己決定権・・・ちょっと怖くなる想像ですね。しかし、まさにイヴがそれを実行してしまったわけで・・・われながら怖いことを書いてしまったものだと(怖)
この作品を書き上げた後に、偶然マーク・トウェインの『アダムとイヴの日記』という本を読んだのですが、神の意思ではなくまさにかれらの意思というかたちでそういうことが書かれてました。詩一さんの考えに近いものを感じます。
蛇の抜け殻がなぜ残されていたのか、実は作者にもわかりがたいところがあるのです(笑) 気がついたら抜け殻がそこにあったので、「思考停止するな」との蛇からの粋な計らいだったのかも知れません~>゜)ーーー
世界がアップデートしたら、前の世界とどう変わるのか、考えてみると興味が尽きません🐲
応援&レビューありがとうございます♪このように丁寧に読んで下さって作者冥利に尽きますです(。ノuωu)ノ✨
ノイド1号……!
『月十夜 ~Another Story~』でおなじみのノイドでしょうか。それとも、別次元の……?
自分の食糧のことを気にしているのがかわいいです(*´▽`*)
SFを読解する力がないため、お話の仕組みがまだ理解できていないのですがΣ(・ω・;)
真っ赤なリンゴを食べるイヴのイメージが美しかったです。
お話の概要に関しては、他の方のご解説を待とうと思います(他力本願)
壮大で孤独な、切ないイメージが伝わってきました。
作者からの返信
旅人の視点を導入しようと、『月十夜 ~Another Story~』からノイド1号の登場と相成りました(ドンドンパフパフ♪)
作者としても、元気に過ごしているノイドに会えて嬉しいです♪
一種のパラレルワールドを描いてみたいな、という気分で書いてみた作品ですので、2つの世界はどこか自立しつつも、互いに関係しながら進行してる感じです。
赤い果実をイヴが噛るシーンは気に入ってますので、誉めて頂き嬉しいです💐
読了ありがとうございます(´・ω・)(´_ _)ペコリ♪
イヴの意思が一番強かったということでしょうか。ロボットらしからぬセリフが出てきたのはイヴを目覚めさせた蛇の抜け殻の仕業でしょうか。アダムをエゴイストと言い切れない切迫した感情も見える気がしました。解釈がおかしかったらすみません。こういうお話は新鮮でした。
作者からの返信
アダムの意思も負けじと強かったのでしょうが、おそらくどこかで道を誤ってしまったのだと思います。
脱皮した蛇がどうなったか、そしてどこで現実とクロスするのか、考えると興味は尽きません。もしかすると、蛇がロボットに興味を持ってもおかしくはなさそうですよね(ФωФ)
作者も読み返すたびに少し違った側面を見せる物語だと感じています。応援ありがとうございます(´・ω・)(´_ _)ペコリン♪