番外
登場人物覚え書き+α
●サーシャ・フィニエスタ
シンデレラの義姉。下の方。
本人は地味顔だと思っているが、家族がレベルが高いだけで普通くらい。
シンデレラに溺愛されている。が、わりとスルーしていた。
シンデレラと一緒にいるとき全然視界に入れられないなぁと思っていたが、呪いのせいもあった。
ローズのことをちょっとおっとりさんでズレていると思っているが、どう考えても確実に血を引いている。
わりと流されやすい。状況を整えられると弱いので、レヴィが外堀を埋めたのはクリーンヒットだったかもしれない。
●レヴィ
魔術師。サーシャ達が住む国の王子と契約している。
自覚のない寂しがり屋。面白いことを欲している、が、本人はあんまり気づいていなかった。
実年齢は本人も忘れたくらいの歳。でも情緒は育った後に擦り切れた後なので、サーシャ達と関わる中でまた獲得し直すのではないだろうか。
思い立ったら即行動派。無意識にクリーンヒットを飛ばす系かもしれない。
●シンデレラ・フィニエスタ
魔女名エラ。言わずもがなシンダー・エラからとっている。
別に継母と義姉に虐待はされてない。むしろ大事にされている。
サーシャが大好き。恋愛ではないが世間的に一番の位置を獲得できるのが結婚なら結婚したいくらい好き。
サーシャが『碇』であることも好意の元ではあるが、懐くシンデレラを優しくかまってくれたのでますます好きになって好きになって歯止めが利かなくなった。
婚約者の地位にレヴィがおさまったのには、理屈は納得しつつ「ずるいですわ!」となっている。
おねえさまの一番の座を得るべく魔女修行に励むことだろう。
●メイディ・フィニエスタ
シンデレラの義姉。上の方。
本人曰くまあまあの見た目を武器にどうにか持参金無しで嫁げる先を掴もうとしていた行動派。
舞踏会はいい狩場だった。王家とのパイプができてラッキーと思っている。
シンデレラがサーシャにやたらと懐くのには幼いころは思うところがなくもなかったが、だんだん微笑ましくなった。自分にも懐いてくれていることは懐いてくれてるので。
シンデレラに魔女の素養があることも知っていたが、別に何とも思っていなかった。
●ローズ・フィニエスタ
シンデレラの義母。継母。
シンデレラの生母・ルーチェと仲が良かった。を通り越した親愛を向けられていた。
ルーチェの『碇』。ルーチェが魔女でも自分が『碇』でも関係なくルーチェに親愛の情を向けていた。
普段はおっとり系だが、一線を越えると行動派に転向する。間違いなくサーシャとメイディの母である。
●ルーチェ・フィニエスタ
シンデレラの母。生母。亡くなっている。
大魔女ル・フェイとして魔術師界では有名。
死期を悟って一つ所に落ち着こうとしたらついでに自分の『碇』も見つかって長く生きてみるものね!となった人。
ローズが大好きだった。しかしローズは普通に結婚して普通に子どもを産む人だとわかっていたので、それならママ友になろうかと思って自分も結婚して子どもも産んでみた。
ローズに向けるものとは熱量が違うながらも、デゼルのことは普通に愛していたと思われる。
●デゼル・フィニエスタ
シンデレラの父。亡くなっている。
ルーチェに惚れ込んで口説いて口説いて口説きまくって妻になってもらった。
ルーチェが生きていた間はよい父親だったが、ルーチェの死への嘆きが深すぎて蘇りとかの怪しげな方向に手を出して身代を持ち崩した。ローズの活によって正気には返ったが先立つ。
当初名前を決めていなかったが、地の文が不自然になるので急遽名前を決められた。
●王子
サーシャ達が住んでいる国の王子。名前は決まってない。
たまたま目をつけられてレヴィと契約することになった。
特に王位争いなどはない平和な国なのでレヴィを利用しようという考えもないが、護衛代わりに使うくらいはする。
レヴィによって結構いろんな目に遭わされている上にそれをサーシャに暴露されるかわいそうな人。
◇シンデレラの性別
実は構想段階では男にしてもいいかなと思っていた。
なんなら『娘』と描写するまでは実は男にしてもいいかなと思っていた。
結局オチを優先して、ちゃんと女の子になりました。
◇サーシャ達の実父
サーシャが生まれて早々に、流行り病で儚くなった。
純朴な人だった。サーシャの顔は父親似。
◇魔女と魔術師
界と時代にとらわれない、とらわれることができない、不思議の力を使う人々。
生まれつくものだが、力そのものが表出しなければ界や時代から離されることはない。
師匠となる魔女や魔術師に出会えなければ、延々界や時代をさまようことになるが、そういう場合は引き合う力が働いて巡り合えるようになっている。
何故かみんなやたら顔がいい。
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