『あいつ』の「緑は君の色」という感性が憎い。
『僕』の「だから、メロンソーダにアイスを落とす」感性もまた憎い。
そう言うわけで、『あいつ』の言う通り、『僕』は才能あると思います。いつかその才能という土に劣等感という肥料でもって、結果という大輪の花を咲かせますように。
そう、みんなが綺麗だ可愛い美しいというそれは結果なのです。才能は土。緑色の土に白色の劣等感を溶け込ませたわけですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『あいつ』の「緑は君の色」という感性が憎い。
『僕』の「だから、メロンソーダにアイスを落とす」感性もまた憎い。
→私も気に入ってるところです。何となく思いつきました。
『僕』はたぶん才能はあるけど、『あいつ』と比べると地味なものなので、劣等感を感じてしまうのかなと思います。
目を引く才能と静かにうずく才能。そんな感じかなぁ。
才能は土。緑色の土に白色の劣等感を溶け込ませたわけですね。
→素敵な表現が!ええ、美しすぎて作者も言葉が出ません。
嫌い、嫌い、嫌いと言っている割に、メロンソーダというアイテムのおかげで陰険になり過ぎず、むしろ爽やかささえ感じさせる作品に仕上がっているところが面白いです。
言葉では「嫌い」って言ってるけど、本心は「可愛らしい嫉妬」のように見えます。
最後にアイスを落としたのは、メロンソーダを白くにごらせることで自分の本心を隠したかったのかな、と思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
嫌よ嫌よも好きのうち、みたいな雰囲気を醸し出せるように頑張りました。
メロンソーダが爽やかさを演出してくれるので、良かったです。メロンソーダは無条件に爽やかだ(笑)
嫉妬しつつも、才能を認めているみたいな感じを狙いました。
最後にアイスを入れたのは、綺麗な緑色を濁らせるためなのです。何かを隠すように、誤魔化すように。
精一杯の抵抗と照れかくしかなぁ。