第4話 トカチックバス○ューを神様にお供えした話

 大した話じゃないんで、短めに済ませます。


 北海道の有名なお菓子屋さんで柳○というお店があります。そこである日洋風のお菓子「トカチックバス○ュー」を発売したのですね。CMもガンガン流れました。私はいつか買ってやろうと値段を下げたり、ばら売りする日を待ち望んでいました。


 ところが意に反して箱のまま売ってる。そうしているうちに二年経ち三年経ち、前々ばら売りする可能性がないまま来ました。


 何かきっかけがないと買えないと思いました。なにせ値段が破格ですから。お食事三回分みたいな価格なのです。そうこうするうちに忘れてしまいました。ところがある日、神様(ハヌマーン様)へのお供えのお菓子がだいたいメーカー一巡しちゃったんですね、そこでバス○ューをお供えすることにして、重い腰を上げて買うことに決めました。


 でも結局悩んでしまって、重さを見て「これは食べきれない」と思って一回パス。次の日賞味期限を見て、「これは期限までには食べられないな」と思って二回パス。三度目でようやく買うことができました。


 お供えだからきれいにカットしなきゃと思ったのですがASD故の不器用さと包み紙をはがさないでナイフを入れたことでグズグズになりました。そのグズグズをハヌマーン様にお供えしました(失礼な奴)。お供えのバス○ューはそのまま一日置く予定でしたが、値段が高くて勿体なさ過ぎて30分後に食べてしまいました。


 実は頭の中で勝手にりんごパイの硬さだと思っていたら実際はチーズケーキぐらいの柔らかさだったんですね。それはばら売りはできないわ。


 その日の夕ご飯もバス○ューでした。結局1日で全部食べてしまった。カロリー数が凄いので私はおデブになっていることでしょう。味はすごくおいしかったです。

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