飯テロにつられて読みはじめました。アンコウやお酒の見事な描写に、読んでいるのが夜中にも関わらずお腹が空いてきてしまいました。そして、飯テロだけではなく、女性の美しさの表現にドキドキし、最後は幸せな気持ちにさせていただきました。素敵な作品をありがとうございました。
小料理屋さんを一人で切り盛りしている女将さん。あー、こんなお店の常連客になりたい。お客が来ない日は早々に店を閉めて二人っきりでお酒を飲みたい。女将さんにもお酒をすすめて、ほんのり色付く顔がみたい。丁寧な描写に思わず自分もカウンターに座っている気になってしまいます。小さな幸せを味わえる作品です。