笑ってる

世の中はなんて冷たいんだろう

なぜ私は嘘に包まれているんだろう

街の雑踏に心がかき混ぜられて

このまま何処へ向かっていくんだろう


吹きつく風に心が飛ばされそうになる

気づけば笑い方も忘れてる

寂しさに押し潰されて涙が溢れた

いつまで私でいられるのかな?


夜空の月さえも見えない心は曇り空

せめて誰か一人だけでも

私の愛を受け取ってくれないかな

このままじゃ愛が萎んでしまうよ


曇り空に隠れた星が笑ってる

早く此処へおいでと星が笑ってる

吹きつく街の風に心を晒したら

曇った空も晴れてくれるかな?


雲の隙間に見えた月が笑ってる

泣くのはおよしと月が笑ってる

むりやり涙を拭いて

水溜りに映る月を蹴飛ばした


今はまだ笑えない

私は笑うことが出来ない

もう此処へいても仕方ないから

泣くのをやめてお家へ帰ろう


お月様ごめんね

いつかきっと

笑えるようになるからね

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