心の雲

心の大地を覆う雲は

運命の風に吹かれて

この心を漂っている


空の雷雲は

大地に涙の雨を降らせ

私は今日も泣き叫ぶだけ


こんな私に誰がした…?


悲鳴にも似た雷鳴

言葉にならない声

どんなに雷を落としても

心は治らない


だけど本当は解っていたよ

誰の所為でもないくらい

ただ大地を照らす太陽の光が

眩しかっただけなんだ

私は私から

逃げていただけなんだ


もう私は逃げない


これからは太陽に照らされ

光り輝く大地を踏み締めて

生きていくことにしよう


そして大地を覆う雲が

運命の風に吹かれて

向かう先が何処なのか

見届けていたい

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