プライド

誰かに傷付けられることが

大っ嫌いだったり

他人より優位に立って

ふんぞり返ったり


必要以上の見栄を張ったり


愛する人なのに

ケンカをして

素直になれなかったり


なんか

こんなんじゃ

生きづらいなぁ


私の人生って

傷つきそうなプライドが

邪魔をしてたみたい


プライドは高いんだって

自慢気に話して

傷つけられることを

恐れていたけど


本当は

そこまでの価値なんか

無かったんだね


「ごめんね」


「ありがとう」


その言葉で

全てが丸く収まるのなら

それでいいじゃない


決めた


私は胸の奥にある

プライドを取り外したら

投げ捨てることにしよう


これでもう

恐れることなんか

何もない

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る