第13章 残り香

 消毒液の匂いがひどい。

 響はまず、タケダに連れられ、病院に運び込まれた。

 全身を包帯でぐるぐる巻きにされ、ベッドに寝かされた。

「――じゃ、い――るんか」

「――た―いわ、――た」

 夢の中で、誰かの声が聞こえた。

 目を開くと、忌まわしき家族がいた。

 いつもは平手打ちをかましてくる父親も、さすがに手が出せなかったらしい。

「目が覚めたか。心配したぞ」

 幸か不幸か、骨は折れていなかった。三日後に響は退院し、絶対に帰らないと決めていた家に連れ戻された。


 セミの声が五月蠅い。

 うだるような暑さの中、響は黙々と宿題をこなしていた。冷凍庫のソーダアイスには目もくれず、うちわも持たず、扇風機の風だけで耐え忍んでいた。

 数学というものは相変わらず不快だ。柔道で使うことはおろか、日常生活でも――一瞬だけ思い出した逃避行が〝日常生活〟かどうかはともかく、数字を見る機会は多々あった。毎日のように見てきた。増えるも減るも、一人の少女の思うがままだった。振り回される楽しさなんて、シリに聞いたって一生わからない。

 響はシャーペンを握りなおした。ノートと睨めっこするのではなく、参考書を見ながら、少しずつ解き進めていった。

「おい響」

 襖を開けて入ってきたのは、響の兄だ。顔こそ響に似ているが、背が高く、肩幅が広く、首は丸太のように太い。夏の大会に向けて、さらにマッシュアップされたようだ。

「響」

「あぁ」

 実兄の野太い声が耳障りだったが、響はシャーペンを振り回さず、畳に背中を投げだしもしなかった。

「今日もするのか」

「十分後に行く」

「……そうか」

 それだけ言うと、野太い声は遠ざかっていった。

 響は頭の回転を速め、最後の問題を片付けた。




 セミの声が五月蠅い。

「ぅあっ!」

 畳に叩きつけられるのはこれで十四度目だ。響は擦り切れた畳に左頬から墜落し、摩擦による熱さに顔を歪めた。

 まだだ。まだ弱い。

 畳に背中をあずけ、古びた天井の木組みを睨みつけた。

「どうした。そんなんじゃまだまだ、俺には勝てないぞ」

 実兄の野太い声が耳障りだったが、響は膝に手を突き、立ち上がった。

「別に兄貴に勝ちたくてやってるわけじゃねえし」

「あぁ?何か言ったか?」

「別に」

 響は兄に組み付いていった。

 奇襲をかけることなく、正々堂々、正面から当たっていった。十五度目の敗北を味わっても、ひたすら続けた。

 そうして、夏休みは過ぎていった。


 セミの声が五月蠅い。

 夏休みも終わろうかというころ、響は一人で出かけた。

 背中には大きなアディダスのリュックサックを背負っている。中身はあの日と同じ、三日分の着替えと折り畳み傘、歯磨きセットにタオル、使いかけのボディーシート、モバイルバッテリー機能付きスマホの充電器、残金の計算をするためのA6サイズのノートとペンだ。

 唯一違うのは、所持金が十万二千五百六十二円もあるということだ。


 セミの声が五月蠅い。

 学校からやたらと遠い。ちょうど学校を挟んで、響の家と反対方向なのだ。にしても遠い。どうりで車で登下校しているわけだ。

 五十分も歩き、ようやくたどり着いた。この街で一番大きな家だ。テニスコート四つ分はある敷地に、ドカンと居座っている。

 周囲は全て、塀で囲われている。


 セミの声が五月蠅い。

 響は門扉につけられたインターホンを押した。

 ピンポンの電子音が鳴り終わるまで待っていると、向こう側で、ガサガサと動く音が聞こえた。

〔はい白さ――なんじゃ、お前〕


 鳴き終えたセミが、木から落ちた。

 響は無我夢中で叫んでいた。

「心音!心音ーっ!」

「こら!やめえ!」

「やめろっつとんだろぅが!」

 体中にヤクザが巻き付いていたが、そんなのは些細なことでしかなかった。なんとしてもこの中に入り、心音を連れ出してやる。そう意気込んでいた。決めていた。

 だから、巨大な門扉の隣にある、人一人が通れるくらいの小さな扉が開いた時、響は歓喜した。

「……心音ぇ!」

 心音は一か月前と変わらぬ可憐さでそこにいた。真っ白なワンピースに身を包み、艶やかな黒髪をおさげにして。

 響は、この世にこんなに尊い存在があるということを、改めて思い知った。今すぐ駆け寄って、その白百合のような手を取って、今度こそ世界の果てまで逃げてやるつもりだった。

「心音!遅くなって悪かった!もう一回一緒に行こう!前稼いだ金は全部残ってる!今度はもっとうまくやれる!今度こそ!絶対に成功させてみせる!だから――」

 響は目の前が真っ暗になった。




「なにしにきたの」




 セミの声は、もう、聞こえない。

「このかばちがぁ!」

 わからない。何も、わからない。

「東京から帰って、ちったあ行儀よくしとると思ったらこれか!」

 父親にぶたれたのだろうか?響は幽体離脱のように天井付近に浮かび、畳に倒れ伏す自分を見下ろしていた。

「しかも白崎組に殴り込みするたぁ何事じゃ!お前、家族を皆殺しにされたいんかぁ!母さんが近所になんて説明せんとならんか、お前、ちったあ考えたんか!」

「まあまあ、お父さん」

 タケダだ。響をここまで連れて帰ったのだ。腰を屈め、倒れた自分に顔を近づけている。

「諦めろ少年。この街の誰も、あの家には寄り付かない。警察さえも、白崎には手出しできない。あの子はもう、カタギの世界には戻れない」

 警官がそれを言うのか――?

 響は自分の部屋の畳に、うつ伏せで倒れている。腫れの引いた右頬には、い草の跡がくっきりとついている。




「なにしてんだろ、オレ」




 夏休みが終わり、響は学校へ続く坂道を登っていた。

 黒いセダンはいつまでたっても響を追い抜かない。上品な重低音は、どこからも聞こえてこない。眼下に広がる田舎町を眺めながら、響は歩き続ける。

 しめやかに流れるチャイムの音で、別のクラスの人間はバタバタと帰っていった。

 予鈴というやつだ。あと五分で朝の会が始まる。先生が来るまでに席に着けと言うことだ。

「うわっとぅ!セーェフ!」

 カラフルな声を響かせ、クス子が滑り込みギリギリで入ってきた。両手を大きく左右に広げ、サッカー部顔負けのスライディングを見せた。クラス中がドッと笑いに包まれた。

「いんやー、校内新聞、夏休み特大号を作ってたら朝になっちゃってぇ」

 クス子はどうもどうも、と照れ笑いしながら、自分の席へと向かっていった。「さすが」とか、「すずちゃん」とかの声援に応えながら。

 そういった声につられ、クス子の方を見た時、クス子もちょうど、こちらの存在に気付いた。

 次の瞬間、クス子の顔がこわばった。親の仇でも見たかのようだった。

「は……?」

 それは失意と怒りの表情だった。

 静かな怒りが、地を這って広がった。クラスメートは一瞬で黙りこくり、響の足下が真冬のように冷えた。




「なにやってんだよ……」




 クス子は泣きそうな声でそう言った。瞳は震え、髪は逆立っていた。

「心音ちゃんは……?なんでここにいるんだよ……」

 まるで糸の切れた操り人形みたいに、クス子がフラフラと近寄ってくる。えも言われぬオーラにクラスメートたちは怯え、黙って道を開けていく。

 処刑の時を待つ重罪人のような気持ちに、響はなる。ついにたどり着いたクス子に、胸ぐらを掴まれる。

「一緒に逃げるんじゃなかったのかよ……なぁ、おい……!なんで一人で!学校なんか来てんだよ!」

 わっさわっさと揺さぶられ、響の頭は前後左右に暴れまわる。

「お、おい、やめろって!」

「どうしたんだよ、楠木」

 近くにいたクラスメートが慌てて間に入ってきたが、クス子はちっとも手を緩めようとしない。

「離せ!関係あるか!私は響に聞いてるんだ!」

 怒りとは、ここまで人を強くするのだろうか。クス子は女子高生とは思えない力で、仲裁に来た男子を跳ね飛ばした。

「なんとか言えよ……!なんとか言えよ一ノ瀬響ぃ!お前は……!女の子をほっといて、一人で逃げるようなクズだったのか!」

 響はとうとう我慢の限界を迎えた。反対にクス子の胸ぐらを掴みあげ、立ち上がり、思いっきり引っ張り上げてやった。これには、さすがにクラス中がどよめいた。

「おいおいおい……一ノ瀬!」

 男子がまた何人か寄ってこようとしたが、他でもないクス子に一瞥され、すごすごと退散した。クス子は首を締め上げられてなお、鬼のような形相で響を睨みあげていた。

「わかるかよ……!お前にわかるかよ!必死にやって……必死に逃げて!逃げて逃げて!それでも見つかって!危うく死にかけて……!オレの気持ちなんて!お前にわかるかよ!」

「わかんないよ……!わかるわけないだろ!響の言わけなんて、これっぽっちもわかんないよ!」

「ぅるせえっ!」

 響はクス子を思いっきり突き飛ばした。クス子は隣の机に激突し、誰かが悲鳴を上げた。両隣から男子が飛びついてきて、響は体の自由を失った。

「うぅ……!うるさいことなんてあるか!」

 髪を振りみだし、クス子が反撃してくる。響は頬をぶたれ、何度もなんども体をぶん殴られる。

「なにが『死にかけた』だ!死んでもいないのに!何をビビってんだ!その、死にそうなくらい怖いところに!心音ちゃん一人で置いてきたのか!なんにもできない響の代わりに!心音ちゃんが歌ってきたんじゃないのか!心音ちゃんがずっと!助けてくれたんじゃないのか!最後の最後まで頼りっぱなしで!それをすぐに忘れて!お前はそんな!アホの!恩知らずの!おたんこなすだったのか!心音ちゃんがいったい、どんな気持ちで――離せ!離せぇ!」

 男子三人が束になって、ようやくその猛攻は抑え込まれた。クス子はぜえぜえ言いながら、響からは引きはがされていった。東京での傷がせっかく治ったのに、響の顔は、またボコボコのあざだらけになっていた。

「オレだって……!」

 響は声を絞り出した。今にもすり切れそうな声だった。

「オレだって……頑張ったんだ……!」

 その声は、響が本当にいっぱいいっぱいだということを、聞いている者全員に突きつけた。

 クス子は暴れるのをやめた。

「一生懸命やった!宿題片付けて、空いた時間に、もう一回計画練り直した!柔道も真面目にやって、強くなって、何があってもあいつを守れるように、鍛えなおした!でも――でも――あいつはもう、『来るな』って言うんだ!――



『なにしにきたの』

 心音の声は、どす黒く染まっていた。地獄の底で、暗黒の中から、一番真っ黒な感情を取り出したみたいだった。

『君のせいで、私、ひどい目にあったの』

 そう言う心音の左頬には、大きな絆創膏が貼られていた。その目は、怒りと憎しみに満ちていた。

『もう、二度と来ないで』

 謝罪を受け入れてもらう隙間など、微塵もありはしなかった。「死ね」と言われたのと同じだった。


――これ以上オレに……どうしろって言うんだよ……!」

 男子に両脇を抱えられたまま、響はその場に崩れ落ちた。クラスメートを困惑させながら、ぐしゃぐしゃにつぶれた。

 クス子はもう、何も言わなかった。




 白崎家は不気味なほど静まり返っていた。

 あの日、心音は生まれて初めて父親にぶたれ、故郷に連れ戻された。

 あの日以来、自宅に幽閉され、外出できるのは庭がギリギリ、塀の外へ赴くなど、夢のまた夢になった。

 心音はグランドピアノの置かれた部屋にこもるようになった。蓋の閉じられたピアノではあったが、いつも、いつまでも、その前に座っていた。響にもらったカピパラだけが、唯一の話し相手だった。毎日のように、朝から晩まで、そうやっていた。自分の命の灯火が、速く消えることだけを祈りながら。

 夏休みももう終わろうかという時、その日も心音は、グランドピアノの前に座っていた。

 使いもしないのに、このピアノは毎日掃除されている。適度にユニコンで拭かれてもいるので、新品のようにつやつやだ。鏡のように、心音の顔を映している。

 自分の顔は、屍のように青ざめていた。

 こんな顔をして生きている人間がいるなんて、心音は信じられなかった。

 ふと、自分の左頬に、大きな絆創膏が貼られているのに気が付いた。

 そうだ。父親にぶたれて、痣ができたのだ。他人事のように思い出し、無意識に絆創膏に手を伸ばした。


『な、なんか増えてる!?』


 突然、体育館の裏で飛び上がったことを思い出してしまう。

 ちょうどこれと同じくらいの絆創膏を、あの子は両方のほっぺたにくっつけていた。

『ん、あぁ。昨日は右だけだったからな。はがすよ……イテテ』

 ごつごつした手で、右頬の絆創膏をはがしていた。最初はピリピリと音を立て、最後は気持ちいいくらいの思い切りの良さで、ベッと地面に投げ捨てた。

 なんて大雑把な男子なんだと、あの頃は思ったものだ。


『オレはなぁ、絶対に約束を守る男なんだよ、覚えとけ!』


 ところが、やんちゃな男の子は、真っ直ぐな目をしてそう言ってくれた。

 色々あったけど、ちゃんと守ってくれていた。

 自分の手の中で、つぶらな瞳を輝かせているカピパラが、何よりの証拠だった。

 ぶきっちょだけど、あったかくて、優しい……心音にとって、救世主のような、ヒーローのような……白馬の王子様とは認めたくないけれど、そんな類の人だ。

「うん……覚えてるよ……」

 ピアノに映る自分の絆創膏に、記憶の面影を見ながら、心音は一人呟いた。

 その時だ。

 懐かしい声が聞こえてきた。

「心音!心音ーっ!」

 その声は、自分を呼んでいた。

 心音は跳ねるように立ち上がった。ピアノの上に置いてあった写真たてが、グラグラと揺れた。


 響だ。


 その声を聞いただけで、心音は喉が潤った気がした。世界が色づいた気がした。空気が限りなく澄み渡った気がした。

 すぐにでも玄関を飛び出して、抱き着きたかった。ネットカフェでもなんでもいいから、また一緒に旅がしたかった。

 だが――

「あっ――」

――部屋の出入り口に、ミロクが立っていた。

「お嬢――」

 心音は一瞬で自分の置かれている立場を思い出し、これから自分が取るべき対応を否応なく突きつけられた。それはモーセの十戒のように、必ず守らなければならない〝決まり〟なのだ。唯一違う所を上げるとすれば、この決まりを課したのは神ではなく、白崎組の組長だということだ。

「――悟られてはなりません。オヤジにバレれば、あの少年は殺されます」

「わかってる」

 唇を噛みしめながら心音は答えた。カピパラを置いて、部屋を後にした。


 心音は門扉の横にある通用口から外に出た。こんなことで初外出が認められるなんて、なんという皮肉だろうか。

「こら!やめえ!」

「やめろっつとんだろぅが!」

 体中にヤクザを巻き付け、響が奮闘していた。心なしか、最後に見た時より、体が一回り大きくなっている気がした。

「……心音ぇ!」

 真っ黒な瞳がこちらの姿をとらえたとたん、あれだけ怒っていたゲジゲジ眉毛が、すっと柔らかい曲線を描いた。

 こんなに可愛い顔をされるだなんて、心音は微塵も考えていなかった。動揺し、面食らい、しばらく声が出せなかった。

 抱き着いてしまいたい衝動にまた駆られ、動悸が激しくなった。なんとか顔に出すまいと、奥歯で頬の内側を噛んだ。

「心音!遅くなって悪かった!もう一回一緒に行こう!前稼いだ金は全部残ってる!今度はもっとうまくやれる!今度こそ!絶対に成功させてみせる!だから――」

 嬉しくてうれしくてたまらなかった。

 それ以上聞いていたら、くじけてしまいそうだった。

 だから、あえて突き放した。

 口をはさむ暇さえ与えず、終わらせた。




 心音は自分の部屋に戻り、呆然と立ち尽くしていた。響が最後に見せた絶望の表情が、頭にこびりついて離れなかった。

 音もなく襖が開けられ、ミロクが入ってきた。姿を直接見たわけではないが、そんな芸当ができるのはミロク以外にいなかった。

「お嬢……ご立派でした」

 ミロクはひょろ長い声で言うと、勉強机の上にカピパラのぬいぐるみをそっと置いた。そして、音もたてず、消えるように下がっていった。

 心音はため息をつき、椅子に腰掛けた。勉強机とセットになっている、木製の椅子だ。

 チチチ、と鳥の鳴く声がした。

 家の中からでは、その姿を見ることはできない。

 しかし、今の心音には、この鳴き方をする鳥がどんな姿をしているのか、鮮明に思い出すことができる。

「ゆーめをー……見てーたのー……だれーとのぉ……夢ぇ、だかぁー……言えないけどー……けーどぉ……」

 そう、思い出せるのだ。

「…………君だよ」

 涙が、ポトリ……と落ちた。

 泣くまい、泣くまい、とどれだけ思っても、涙は止まってくれなかった。とめどなく溢れ出た。鼻声になりながら、心音は歌い続けた。

「はじーめてー……出会ったのぉ……明るくて、楽しくて、離したくないひぃ、びをー……君といぃ!るだーけでー……わたしっ……」

 喉を内側から叩かれ、心音は胸を押さえた。悲鳴が、心音の本心が、ここから出せ!と暴れまわっていた。

「はっ……!ひぃっ……!」

 嗚咽と鼻水と涙、三つもいっぺんに来られて、心音はパニックに陥った。

「ひびき……」

 すがるようにその名を呼んだ。

 帰って来て欲しかった。

 帰って来てくれると信じていた。

 そして本当に、帰って来てくれた。

「響……!」

 それなのに、自分はもう、その手をとることができないのだ。

 響と一緒なら、なんだってできる気がしたのに。

 自分には、その手を払いのけることしかできないのだ。

「響ぃ……!響ぃ……!ああぁっ……!あぁぁぁぁ!ああぁぁぁあぁぁああぁぁ!響ぃ!響ぃいぃ……!」

 心音は泣き叫んだ。

 孤独という名の死神に、魂を八つ裂きにされた。

 カピパラをひっつかみ、白百合のような両手で自分を抱きしめ、空っぽになった心を少しでも温めようとした。

 それでも、一つも満たされなかった。

 自分は一人ぼっちだ。

 このまま世界が終わるまで、ずっと、一人ぼっちなのだ。

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