第12話 私に文句ばかり言う義理姉
義理姉は体は多少不自由で細かい作業は出来ないが、食事・トイレ・風呂・洗面・着替え身支度はゆっくりだが自分で出来るので私は今のところ、特には介護はしていないが、食事の用意・洗濯・役所手続きの代行を私がしている。
義理姉は障害発症する前は飲食店で調理の仕事をしていたので料理に対してプライドが高く、私が作る料理が気に入らないらしい。私に文句ばかり言ってくる。
野菜の切り方が大きすぎるだの
また逆に小さすぎるだの
焼き過ぎだの、味付けが下手だの。
元料理人でも現在はただの居候役立たずの老婆。
ただの居候の老婆がよくそこまで厚かましく偉そうに文句言えるよな。
義理姉は障害発症する前は仕事をバリバリこなす独身キャリアウーマンだった為、以前からずっと専業主婦の私に対して馬鹿にした態度をとってきていた。
その態度のままで我が家に居候を続ける義理姉。
働いていた頃の状況とは全く違う今現在の自分の存在が身内にどれだけ迷惑かけているのかも分からないのだろうか?
働いていた頃とは自分の置かれた状況がかなり異なっている現実を見ないかのように私に偉そうな態度をとってくる。
こういうプライドの高い老婆は年下女に変な対抗意識を燃やし、攻撃心あらわにする傾向があるようだ。
家に閉じこもり、友達さえもいない義理姉。
ストレスが溜まる一方なのか、私に文句ばかり言ってくる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。