第11話 (義理妹の言い分)生活費3万しか入れてもらえず…

まずは生活費。

義理姉は障害年金を受給しているので、そこから毎月3万円を生活費として入れてもらう事に決まった。


義理姉は私が外出中にリビングに置いてるタブレットを勝手に使って誰かとメールしているらしい。

そのタブレットでメル友に私の悪口ばかり言っているようだ。元々はこれは私のタブレットなので、タブレット内の義理姉のメールは簡単に読めてしまう。


義理姉は

「私は月3万円も食べてないのに毎月3万円も払わされている」とメル友に愚痴を言っていた。

それなら私も言わせてもらおう。

この雪国での生活は、おまえ1人扶養家族が増えてから暖房費だけでも月3万円以上増えてるんだよ!

おまえが来てから我が家の家計は苦しくなる一方なんだよ!

もちろん、経済的な負担だけではない。

そりの合わない人間との同居生活は精神的負担も大きい。

もし月に10万円を生活費として入れてもらったとしても断りたいくらいなのに、月たったの3万円しか入れてもらえずに我慢して世話して同居してやってるのに何故、偉そうに文句言われなくちゃいけないのか。老害も甚だしい。


義理姉がメル友へ書いてるメールによると

私にまだ生理があると思わせる為に

生理用ナプキンを買い続けているらしい。

私は義理姉は尿漏れ対策で生理用ナプキンを買っているのだと思っていた。

どこまで浅はかで負けず嫌いな義理姉なのだろう。


義理姉の汚物が付いてそうな洗濯物は一緒に洗いたくないので、義理姉の洗濯物だけは別に分けて洗っている。

本当は義理姉の脱いだ物なんか洗いたくもない。

メールが出来るのなら洗濯くらい自分で出来るでしょ。

私に文句ばかり言って同居が気に入らないなら別居してほしい。

いつまでも、この義理姉と同居生活を続けさせられるのだろうか。

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