第7話 家族との不仲

私は生理があがってしまった老婆だが生理用品を購入して義理妹にまだ生理があるふりをしている。義理妹には何が何でも負けたくない。生理のあがった婆さんだと思われたくない。

私は義理妹の不味い料理を毎日食べてやってるんだ。私が作った方が100倍美味しいはず。でも手足が不自由で調理は出来ないから仕方なく同居し、義理妹の料理を食べる。

よくこんな女が結婚が結婚出来たものだ。

私の食事の世話の為に外食や旅行に行けなくなった不満があるようだが、いい気味。お前らだけが幸せなんて許せない。

電話で誰かと話しながらわざわざ私に聞こえるように大声で介護の為に旅行に行けない事を話す義理妹。私に恩を着せたいのだろうか?


ある日、小学生の甥が家に友達を数人連れてきた。

病気で筋肉が痩せ衰え、ガリガリで歩行器を使ってゆっくり歩く姿の私を見た1人の子が言い放った。「おまえんち、ゾンビ飼ってるの?」

その場にいた子供達全員笑った。

私は恥ずかしくなって部屋に引き戻った。

友達が全員帰った後に甥から「恥ずかしいから家に友達が家に来てる時はもう部屋から出てこないで!」と言われた。

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