第5話 孤独と退屈

「また今日も退屈な時間に耐えるだけの地獄のような1日が始まるのか…」、この言葉を毎朝起きる度に思う。

用事が全くない、する事が全くない、外出予定もないうえ、私宛ての来客予定も全くない、ずっとそんな毎日だ。今日も明日も明後日も毎日全くする事がないのだ。この毎日は死ぬまでおそらく永遠に続く。

私にとって猛暑・寒波など何の苦痛でもない。毎日続く孤独で退屈な時間の苦痛の方が大きい。どうしてこんな生活に行き着いてしまったのだろう。結婚出来なかったからか?友達がいないからか?親類と仲良く出来ないからか?全て対人関係の問題が今こうして皺寄せされてるのか。

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