31.リバース
イヤミスの女王こと湊かなえのリバース。比較的イヤミスじゃないと聞いていたのに、ちゃんとイヤミス、後足がしっっっかり悪い。あるいは苦い。
苦い、という意味では、テーマの一つになっているコーヒーとあっている気がする。コーヒーほど爽やかな、キリッとした苦味かは別としてだけれど。
今作、結構オチに全振りという感じで、最後の1ページで全部持っていかれるような、そういう小説。その意味では好みの小説だった。犯人は正直分かり易いけど...それはおそらく作者の意図するところだと思う。米澤穂信の短編的(『満願』だとか、『儚い羊たちの祝宴』だとか)感じはする。
ぜひ。
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