22.1Q84
物語として一番好きな村上作品は、1Q84です。文学として感動したのはノルウェイの森ですけどね。ストーリーの、どんどん謎が深まっていく感覚がたまらなかったんです。あと、1Q84は主人公の青豆さんにとても惹かれました。はい、私の名前の由来ですね。青豆さんはとってもタフな女性なんです。
1Q84はその世界観から、ストーリーのあらすじを説明するのがとても難しい。ただ、簡単にいうなら、ある時点で、1984年のパラレルワールドに飛ばされる、という感じです。そこでは月が二つ空に浮かび、リトルピープルなるものが存在します。それを主人公は、仮に1Q84と名付けたわけです。
それ以上は説明しにくいです、本当に。ただ、騎士団長殺しを読んだ方で、それが好きだった場合、1Q84も好きになるんじゃないかなって思います。村上ワールドって感じで。
ちなみにいうまでもなく、ジョージオーウェルの「1984年」のオマージュ?ですね。1984年ではバッグブラザーでしたが、ここではリトルピープルなわけです。
とても長い小説だけど、私はめちゃくちゃ好きな話なんで、どうぞ読んでみてください。
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