10.グレート・ギャツビー

 グレート・ギャツビーっていいますと、スコット・フィッツジェラルドの代表作の長編小説です。レオナルド・ディカプリオが主演で映画が公開されたりもした小説なわけですが、なんでもアメリカではかなり人気な小説らしい? アメリカ文学の代表作でもありますからね。

 実はこの小説は、フィッツジェラルドが生きていた時代はあまり評価されていなかったらしいです。アメリカの黄金期を描いた作品だから、フィッツジェラルドが没した後、その黄金期が過去のものになって初めて人々の心に響いたんですかね? よくわかりませんが。

 この小説の惹かれるポイントは正直ネタバレを避けつつ語るのは結構難しい話なんですが、一言で言うなら、美しいフィッツジェラルドのセンテンスで語られていった話が一瞬で無に帰することだと思います。タイトルの意味も、最後まで読めば意味がわかるというか切なくなります。グレートとは、豪華絢爛な振る舞いだけを意味していたわけではないんじゃないかなぁ、なんて思ったり。まぁ、これ以上は語りません。

 あらすじはあえて語りません、野暮だからね。ぜひ読んでみてください、オールドスポート(親友よ)。

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