4.十角館の殺人
この作品はミステリを語る上で、避けては通れぬ道でございます。この小説はですね、すごいです。私はミステリというものでは、日本の最高傑作だと思ってます。純粋なミステリ...つまり推理小説としてです。
本作は綾辻行人の処女作の小説です。しかもわかりやすいクローズドサークル!
この本は日本に親本格ブームを起こしたと言われています。ミステリが好きだという人がこの本を読んでいなかった例は私は聞いたことないですし、読まずにミステリを語るなんて愚行だと思っています。そのくらいミステリ界に大きな影響をもたらした作品です。
ちなみに、この本に関しては登場人物が皆有名なミステリ作家の名前のニックネームで呼ばれていて、そこらへんもマニア心をくすぐります。
あらすじはこうです。
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。
この本に関しては、あまり何が面白いとかはあまり言いたくないですね。ただ、読んだら絶対に騙されます。読んだ人が絶対に驚愕する仕掛けがあるからです。あの一文には、全ての人が驚かされます。
ミステリ史上最高の驚きをあなたに。そんな感じ。それしか言えない。
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