モンスターギルド所属のリリカちゃんと賢人の佐藤先生
職員室の机の上に置いてある自前の広辞苑や辞書のエロワードに、黄色の蛍光ペンで印を付けていた
あなたが
先日、いつでも高校生活が始められるようにと中学の補習を受けに塾に行った時に出会うまで、
ロリコンを辞めて熟女好きになったんですね。
いつか
風間拓斗の日記より一部抜粋。
ガオパさん親子を勧誘出来たかな?って思いながら師匠の家に向かってる。
もちろんアマリエッタさんに
だって
煩悩よ消え去れって思いながら歩いてたら、ギルド前で別れたガオパさん親子が、師匠の家の門の前でオロオロしてる。
「先程はどうもです、ガオパさんラオパさんマオパさん…………。」
(何この子?可愛くない?)
整った顔のパーツは、アーモンド型の輪郭、スッキリした眉毛、ぱっちり二重の黒目がちな瞳、まつ毛も長いし、綺麗に通った鼻筋でプルプルで薄紅色の可愛らしい唇、サラサラな亜麻色の肩で揃えてる髪型。
細身だけど自己主張の激しい胸元は厚手の革のスポーツブラ。
細い腰周りにブラと同じ材質のパレオのような物を巻いて、膝下まである赤いロングブーツがワンポイント。
「えーとこちらの……ゴブリンさんはどなたでしょうか?」
挨拶したら俺の言葉に反応して、ガオパさんが。
「うちの長女のリリカです。リリカ、こちらが拓斗さんだ挨拶しなさい。」
俺の方を真っ直ぐ見詰めて、リリカさんが挨拶してくれる。
「父と兄達がお世話になってます。ガオパの長女のリリカです。よろしくお願いします拓斗さん。」
(すごく丁寧に挨拶された!)
うわぁ、緑色じゃなければ彼女になって欲しい。
「風間拓斗です、日本人です。よろしくお願いしますリリカさん。」
もちろん握手を求めて右手を出したよ。
そしたら両手で俺の手を握ってくれた。
リリカちゃんの掌は暖かくて、ふにふにしてて気持ちよかった。
(何とか
これじゃいかんと思ってガオパさんを見る。
うん!安定してるゴブリン顔だな!甘勃ちも収まった。
「もしかして入門してくれるんですか?」
さっき勧誘したからな、そうだったら良いと思いながら聞いてみた。
「体験入門的な物が無いのか聞きに来たのですが、御不在のようで、出直そうと思っていたのですよ。」
そんな訳ない、どうせ
「ここを訪ねる時はコツがあるんですよ。こんばんわー!師匠居ますかー?」
いつもと同じように大声で師匠を呼ぶと、来たよ!
門の隣のくぐり戸が空いて……
(アマリエッタさんじゃ無い!)
「何してるんですか?佐藤先生。」
「おお、風間じゃないか。ひと月ぶりか?」
何が起きてるか分かってないガオパさん親子をよそに、師匠の家に佐藤先生が来た理由を話す。
「今日はアマリエッタさんに、腐り切った俺の煩悩を吸い出して貰いに来てたんだ。」
(凄いな先生)
アマリエッタさんは夕飯の準備をしてるらしく、師匠の所にガオパさん親子を案内してくれたのは
「ここで修行するなら、日本の常識もある程度覚えないといけないと思いますから、私の授業を受けますか?お世話になってる権之助さん夫婦の門弟になるなら無料で良いですよ授業料なんか。」
経済的理由で道場を変えようしてるとガオパさんが
「体験入門は無いが、拓斗の知り合いと言うなら数日は無料で教えてやるぞ?」
そんな事を師匠が言ったもんだから。
「今からでもよろしいですか?」
なんてガオパさんが聞いちゃった。
「勿論だとも。やる気がある者は、ダンジョンモンスターでも大歓迎だよ。拓斗、準備しなさい。」
ウルメイワシの一夜干しと、来る途中で買った塩サバをオカズに、ご飯が食べたいです師匠。
「え?今から掃除ですか。嫌です。」
「体罰ですよ体罰!ダメでしょ先生なのに。」
「ふっ、日本の法律なんて関係無い。ここは
なんて、師匠と2人で酒盛りをしながら言ってくれる。
食べてるウルメイワシと塩サバを返せ!
(年寄りだ許してやれ)
地面剥き出しの道場の掃除も、5人で掃除したら何時もよりだいぶ早く終わった。
掃除してる最中、壁を拭いてくれてるリリカちゃんがしゃがむ所を期待して見ていた。
期待通りにピンク色のパンチラ頂きました。
(心のメモに永久保存した)
「それじゃ最初に軽い連携から教えましょうかね。」
5人で礼をして道場に入り直した後に提案してみた。
「あれ?拓斗さんが教えて下さるのですか?」
なんて、マオパさんに聞かれた。
「権之助師匠って魚と酒が有ったらテコでも動きませんから。それに、こう見えて目録を貰ってるんですよ。」
そしてガオパさん達4人の連携の練習を始めた。
4人のゴブリンさんをAの形になるように配置する。
先頭に立つのは大き目の盾を持ってるラオパさん、ラオパさんの右後ろに経験豊富なガオパさん、左後ろにマオパさんを配置して。
真ん中に俺の好みにどストライクなリリカちゃん。
緑色でもかまわんですたい。
「いいですか。この陣形は、リリカさんの魔法で牽制しながら前をラオパさんが護って、左右に並ぶガオパさんとマオパさんがチクチク攻撃を与える為の陣形です。」
そう言って、4人の動きを確認しながら、小出しにコツを教えてみた。
「敵の方に少しずつ全体的に回りながら、敵を正面に捉えて。」
敵はもちろん俺。
「攻撃が来たらラオパさんとマオパさんが盾で守る。」
「隙が出来たらリリカさんとガオパさんは小さく攻撃を繰り返してチクチク攻撃して。絶対に大振りしないで。攻撃したら直ぐに陣形を維持するのに戻る。」
そのまま30分くらい連携の練習をして貰った。
練習が終わって、アマリエッタさんが用意してくれた夜ご飯を、ガオパさん親子と一緒に食べてたら。
「拓斗さん、失礼な事を言いますが。あんなに本気で、敵になる相手に教えても良いのでしょうか?」
(なんのこと?)
「敵になるって言っても、ダンジョンの中だけですよね?門弟になるなら4人とも同門でしょ?真面目に教えるのが当たり前じゃないですか?」
ウルメイワシも塩サバも、
味噌汁の具は豆腐とネギ。
何時も食べてるギルドの宿屋の安い定食より、ずっと美味しいよ。
「決めました、移籍します。明日からよろしくお願いします。」
やった!門弟が4人も増える。
夜ご飯も終わって、ガオパさん親子が帰ろうとしたから、アマリエッタさんに性欲を抜いて貰って。
「家まで送りますよ、
お願いしますと言ったガオパさん親子、やっぱり現地人よりモンスターの方が礼儀正しい気がする。
佐藤先生と言えば、アマリエッタさんの両腕に頭を抱えられて性欲を抜かれる俺を見て。
「おっぱい柔らかそう……。」
なんて呟いた
(そこは俺も羨ましいです)
ガオパさん親子をダンジョンモンスター居住区まで送っていく間に。
「なんだぁゴブタクさんじゃねえか?ゴブタクなだけあってゴブリンなんか連れてやがるwww」
こんな事がガオパさんの家に着くまで8回もあったんだ。
「申し訳ないです。送っていくなんて言ったばっかりに。」
ガオパさんの家の前まで来て、謝ったんだ。
「何時もなら、この時間に外を出歩けば後ろから殴られたり、石を投げられてますから。拓斗さんが一緒に歩いてくれたおかげで、4人とも何も無く帰宅出来ましたし、謝罪なんて要らないですよ。」
ムカつくな
(どうにかしてくれルミナス)
次の日の朝、いつも通り宿代に含まれる美味しくないボソボソのパンを食べてたら、アカネさんに声を掛けられた。
「ちょっと風間君、あなたの通ってる道場にゴブリンさんが入門するらしいじゃないの。紹介してよ、若くて性欲が強いのを10人ほど。」
「嫌です。凄く礼儀正しいゴブリンさんなんですよ。アカネさんに汚されたくありません。」
キッパリ断ったよ。ゴブリンさん達って贖罪中だよ?さらに罪を重ねてどうすんの?
アカネさん無い乳を寄せても何も反応しないよ。
(股間の拓斗はね)
「それじゃ行きますね、少し貯蓄を増やしたいんで。」
大急ぎでボソボソのパンを塩味スープで飲み込んで目がギラギラしているアカネさんから逃げる。
(同級生にあんなのが居たなんて……)
ギルドロビーの受付でボンゴさんの列に並んでいたら。
「あれ?ゴブタクさんじゃ無いですか。今日もゴブリンと遊ぶんですか?キャハッ。」
声を掛けてきたのは狐獣人の男の娘ピッケ。
どうやらコイツは、
「遊んでるんじゃ無いですよ、仕事してるんです。それにゴブリンさんは罪を償ってるんです。」
ムカつくなあ、見下した笑い顔が。
(ムカつくなあ、チ○コ付いてる癖に)
「拓斗君ごめんね、うちの子が。」
後ろから謝られた、振り向いたら相馬さんが微笑んでた。
ナース服を首までちゃんと閉めてるけど、おっぱいの自己主張が激しくて。
さっき治まった生理現象が既に甘勃……
「よう、ゴブタク。こっち見ろ。」
シャミイさんのブラをずらすボンゴさんのせいで、甘い拓斗が本気の拓斗に進化した。
(耐えきれなくて前屈み)
「ぎゃははっは。これは俺の勝ちだな。シャミイ昼にどんぐりの塩焼きな。」
「アタイの体を見て興奮したんだろうが。ボンゴ、昼のミードはアンタの奢りな。」
(どっちもどっちだ)
でもガッツリと両方のTKBが見えてましたよ。
(御馳走様です)
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