第3話テスト前
テスト一週間前。
「けいちゃん由依ちゃん爽ちゃん、今度のテストに向けてみんなで勉強会しない?」
「おお、良いぜ爽と由依はどうする?」
「俺も賛成だ」
「私もね」
「よし、じゃあ決定だね!」
俺らは四人組は放課後に学校の図書館に来ていた。
「爽くんここが少し分からないのだけど」
「ああ、ここは、、、って感じだどうだ?」
「分かりやすかったわ、いつも迷惑かけてごめんね?」
「大丈夫だ問題ない、教える方もより身につくから」
「ふふ、優しいのね」
やめろ、優しい笑顔と上目遣いでこっちを見るな眩しいだろ。
由依は勉強や運動もできるがどうしても俺やけいちゃんに劣ってしまう。
まあ、仕方ないのだけども(笑)
「爽くんなんかくだらないこと考えてない?」
「そ、そんなことないよ、ほらほら勉強の続きしないと」
「それもそうね」
なんでこいつそんなに勘が鋭いんだよ。
「けいちゃんここ分かる?」
「んー分からないな、力不足でごめんよ」
「全然大丈夫だよ!ありがとね!由依ちゃんにも聞いてみるね!」
Why!ナゼオレニコナイ!
くそ、俺に話せば一髪で解決するのに!
まいい、いずれ俺の元にくるからな。
「由依ちゃんここ分かる?」
「ええ、分かるわよここは、、、ってことよ、どうかしら?」
「おおー!分かりやすい!さすが由依ちゃん、天才だね!」
「そんなことないわよ」
なんんんんんでお前が答えちゃうのか!
なんだかなーだよねー
冴えない僕の慰め方。
すみません、ふざけすぎました。
とまあ、こんな感じに俺たちは緩やかな放課後を送ったのだった。
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